東京は冷たい雨が降っています
霧雨のようで大降りのしっかり濡れるような厄介な雨。こんな日は着物好きも着物を着ることを諦めがちなのですが…、たくさんの着物を着た人が集まった展示会が2つありました。これは、着物が余所行きのものから日常のものになってきている兆候でしょう(((o(*゚▽゚*)o)))
「きものものの」展 at 神楽坂フラスコギャラリー (〜10月30日まで)
ハラさんとマキさんが主宰のハラマキのようにホッコリするものを揃えた展示会
織作家のエラーヴァパーさんによるワークショップ
とても小さい織機で、30×120cmの綿糸のストールを2時間で織りあげます
緯糸はたくさんの色の中から自由に選んで織れるようになっています
体験した方が織られたストール
お一人はきもの勉強仲間で織り経験もある人、もうお一人ははじめてなのにリズム感があって、とっても織りすすむのが早かったとのこと。(私は目撃していないのでお聞きした情報)
この方、テルミン奏者なのだそう。のだめカンタービレ♪最終章のヤドヴィガの手の方だった…。(演奏は竹内正美、演じたのは蒼井優)
これは、テルミンの機能をマトリョーシカに入れたマトリョミン。音域は狭いですがピッチがとりやすく演奏がしやすそう。
ガラス作家の一條朋子さん
私は帯留はしないのですが、睡蓮の葉っぱに水の雫が何とも素敵なこんなものならしてみたいな…と心魅かれます〜。
一條さんのしていらした鳥の刺繍帯がまた素敵♡
刺繍作家の飯塚桃子さんの作品
フクロウの羽根の刺繍のバランスがとても良い〜。
主宰の方がしていらしたアンティークの帯がまた素敵
これらは、帯作家の中村かをるさんの作品
偶然ですが、アンティーク着物屋さんや展示会で何度かお会いしお声がけいただいた方でした。帯の作家さんだったのか〜と納得。
この作品展、アンティーク着物も含めて上手く着こなす着物通があつまっているようで、来る方たちの装いもそれぞれに素敵♪
見る価値ありです。
併設されたカフェのパウンドケーキ(といっても塩味)もとっても美味しかったです〜。お土産でテイクアウトしたぐらい♡
そして、また雨がしとしと降る中…、別な展示会へ。
つづきます。