「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、日本の開国後、欧米列強と肩を並べるための外貨習得手段であった生糸づくり、絹の大量生産化のためのいわば技術の集合体です。富岡製糸場(富岡市)、高山社跡(藤岡市)、田島弥平旧宅(伊勢崎市)、そして、荒船風穴(下仁田町)の4ヶ所が2014年に世界文化遺産に登録されました。
この4ヶ所、近いようで遠いところに点在していて、中々まわれていません。
富岡製糸場のレポ、富岡製糸場 建物と歴史 富岡製糸場 繰糸場と生糸づくり
荒船風穴は群馬県ですが、富岡よりも軽井沢のほうが近いです。夏の軽井沢近辺はどこも混んでいるので、こちらは穴場。軽井沢から1時間ぐらいでいくことができます。周辺道路は交通規制があり神津牧場経由でいくことになります。
一般乗用車が入ることができる一番近い荒船風穴駐車場までは、大きな車ではいくことができない細い道です。土日のみ、帰り道となる荒船風穴見学広場に一方通行のタクシーが待機していて荒船風穴駐車場までピストン輸送をしています。歩くのが苦手な人は土日に行かれたほうがよろしいかと思います。
急な勾配ではありますが、舗装されている道なので、きものでも問題なしです。
熊の出没地域なので、1人では歩かないほうが良さそうです(゚ー゚;
下り坂を徒歩15分ぐらいでしょうか
歩いていると、冷風体験ポイントが
岩の下から流れてくる冷気は10℃をきっていました
上州と信州の県境の山並みは不思議な形をしています
荒船風穴の入口となる荒船風穴見学広場がみえてきました。土日のみ帰りの登り坂はここからタクシーで駐車場まであがることができます。一区間です。
荒船風穴は下仁田町南野牧屋敷甲という集落の上にあるのです。
標高1000mぐらいですが、この日の気温は30℃!
いよいよ、荒船風穴へ
つづく!