「創設80周年特別展 沖縄の工芸」が日本民藝館にて開催中(〜8月21日まで)
日本民藝館は、柳宗悦による「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠地として、1936年に開設されました。柳宗悦は1938年から戦前の沖縄に4度滞在調査して本土へ沖縄の文化を伝えます。この時に集められ日本民藝館に所蔵された染織品が戦後の沖縄染織の復興に役立つことになりました。普段は退色を避けるために展示を控えられているものが多いそうですが、日本民藝館創設80周年の記念展として数多く展示されています。
19世紀の琉球染織を主とした所蔵品が展示されています(2012年11月撮影)
※館内の写真は、2012年「沖縄復帰40周年 沖縄の紅型展」にて撮影したものです
日本民藝館は玄関を入ると開放感がある吹き抜けになっています。漆喰の壁と飴色になった柱や階段が美しい。展示ケースの壁は葛糸がつかわれていました!
今回は、会期の終わりが近づいていることも会って事前撮影許可をお願いしていませんでした。
ですので、2012年の「沖縄の紅型展」の会場の様子をご参考までに。
ちょうど柳宗悦の生活の拠点でもあった西館の開放日♪
石屋根の長屋門の中は風の通りが心地よい和洋折衷の日本家屋になっていました。
【8月17日の装い】東京◇晴れ(湿度63%) / 最低気温23℃ 最高気温34℃
日本民藝館に行くことを意識して、民芸色が濃い装いを♪
鈍色がかった青鈍色の琉球壁上布
百合に沢瀉に流水の紅型の麻帯
帯あげは京都井澤屋、帯〆は龍工房
日傘は江戸小紋の両面染めのKOMON HIROSE 、ぞうりは丹後ブルーのカレンブロッソ、バッグは松枝忍
日本民藝館は各所に座るところが用意されているので、1日こちらでのんびりと過ごしたくなります:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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創設80周年特別展「沖縄の工芸」at 日本民藝館 / 琉球壁上布に江戸紅型の麻帯
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