第92回 東をどりへ
昨年はじめて観覧しとっても気に入った東をどり。今年のテーマは「傘尽くし」。傘フェチとしては、これははずせません。折しも前日には「美の壺 file314日傘」が再放送されたばかりで、会場ではお声がけくださる方も。「file314 日傘」はとても好評でこれからも定期的に再放送されるそうです。乗り気でなかったTV出演なのですが、とてもよくまとめてくださって担当デレクターの方には感謝しております♪
東をどりは1925年(大正14年)この新橋演舞場の落成記念の杮落しとして誕生します。一見さんお断りの花柳界の一流の芸を広く知らしめるためのもの。昔は春秋年2回公演だったそうですが、現在は5月下旬の4日間の公演となっています。日頃ご縁がない新橋の花柳界の世界が楽しめる東をどりは、歌舞伎座とは違って客層も大人の社交場といったところ。なかなか面白いです。
京都から舞妓ちゃんと芸妓さんもいらしていました。そして舞妓ちゃんのきものが傘の文様なのを見逃しませんでした(-_☆)
私が着ている江戸小紋は増井一平の「雨音」。傘のテーマにあわせました。
「誰もわからないわよっ!!」っと、自分でもツッコミをいれたくなる、自己満足のちなみ柄です。
東をどりでは芸者さんによるお茶席があります。
お点前は君二郎さん、半使は寿々女さん
寿々女さんとは昨年一緒にお写真を撮っていただいたのです♪
あまりの美しさにクラクラしました(@@;
芸は新橋!といわれるそうですが、東をどりは演出のクオリティーも高い(…と思う)。扇子を佐渡おけさの笠に見立てたり(これも傘だっ)、編み笠、パラソル、菅笠、花笠と傘尽くし。
お土産の手ぬぐいも蛇の目傘
そして1列目だったので、フィナーレでは
手ぬぐいを受けとめました
きみ鶴さんが投げてくださったのです~ヾ(@°▽°@)ノ
きみ鶴さん、ありがとうございました~♪
そして、この日の<傘尽くし>にはオチが。。。
日傘をさして歩いていて転びました…。日傘とバッグで両手が塞がっていて転んだときにどうするか考えたような…(滞空時間があった)。結局日傘を持ったまま手と膝をつくように転倒。再び靭帯を切るようなことにならなくてまだ幸いというか…(^_^;) しかし日傘の骨が曲がってしまいました。
お気に入りの日傘ですので、すぐに購入先の銀座和光へ持ちこんで修理を依頼。骨をすべて取り替えることになりそうですが、修理していただけるのはありがたい。
カメラのディスプレイは割れ…。これも新しいのに~(>_<)
足袋も真っ黒(x_x;)
しかし、よく転んで顔も身体も怪我をしますが、不思議ときものは無事のことが多い。今回も無事。
そんなわけで、ぬぬパナ作家の亀田さんの三線ライブにはいけませんでした。゚(T^T)゚。
残念ー。そしてごめんなさい。
【5月21日の装い】東京◇晴れ(湿度39%) / 最低気温13℃ 最高気温26℃
増井一平×小林義一「雨音」江戸小紋に龍村美術織物の鳥に木立の織なごや帯をコーディネート
雨のテーマにあわせて、雨音の江戸小紋という、自己満足のちなみ柄の装いでございます♪
バッグはRADLEYのシグネチャーシリーズ、ぞうりは小林染工房の丹後ブルーのしけびき花緒の菱屋カレンブロッソ
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第92回 東をどり at 新橋演舞場 / 傘と日傘と… / 雨音の江戸小紋に鳥木立の帯
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