沖縄より帰ってまいりました。GWはブセナテラスでゆったり~♪
家族旅行ですので、珍しく?ザ•観光施設にも立ち寄っております。
琉球染織巡りはほとんどできなかったのですが、両親を空港まで送った後にダッシュで組合へ。そしてちゃっかり買い物はしてきました(〃∇〃)
ぬぬパナ関連が終わりましたら、詳細レポします~。
で、ややこしいですが、昨年12月の「ぬぬぬパナパナ八重山勉強会の旅」のレポです♪
きもので松葉杖でマングローブの海標林へ / ぬぬパナ八重山勉強会の旅 その27 のつづき(^-^)/
この旅で知ったこと…。それは西表島は「竹富町」の中のひとつであったことです。
竹富町は竹富島だけでなく、小浜島、西表島、鳩間島、波照間島、黒島、新城島、由布島の有人島といくつかの無人島から成っています。しかし町役場は町外の石垣島にあるという…、複雑さ(゚_゚i)
これは各島を結ぶ航路の基点が石垣島にあることからの事情のようです。
西表島の旅館へ荷物を送ろうとしたときに、住所が竹富町だったことで混乱…(@@;
結果的には宅急便は石垣島からさらに船で運ぶということで間に合わないかもという懸念もあり、松葉杖で手持ちでいくことになりました。(同行してくださった方に甘えさせていただきました。感謝!)
西表島はアチコチで牛が放牧されています。
西表手仕事センターへ。竹富島にある竹富町織物事業協同組合が運営しています。
西表島には西側のこちらと東側にもうひとつ東部地区手仕事作業所「まんだらー工房」があります。
八重山ミンサーの起源は不明とされていますが、アフガニスタン地方にある絣の帯が源流といわれています。経縞の中に絣模様の経絣。「い(五)つの世(四)までも末永く」という想いが込められた五つと四つの四角の絣が特徴。女性から男性へと婚礼の際に贈る慣習から来ています。ミンサーの語源は綿=ミン、狭い=サーから木綿の細帯のこと。
八重山は古くは木綿栽培がされていましたが現在は栽培されておらず市販の木綿糸がつかわれます。
経糸の巻き取り中
今では細帯だけでなく八寸帯も織られています。
こちらでつくられるミンサーの染料は、琉球藍、インド藍、福木、アカメガシワ、ヤエヤマアオキ、紅露など、沖縄本土や八重山の植物から採れたものがつかわれます。
琉球藍で染めた木綿糸
琉球藍のグラデーションが美しい~
紅露で染めているところ
干しているところ
お土産物屋さんでよく見るミンサー織とは色が全く違う…。あちらはお土産用が主流だからでしょうか。
自然からいただく色は眼にも心にも優しいですね。
この日のランチは「キッチンinaba」
宮古島滞在中にメニューから選んだのですが(予約制)、私は靭帯に良さそうと海ヘビのイラブー汁をチョイス。皆さまにはドン引きされました…σ(^_^;)
西表島在住の石垣昭子さん、ぬぬパナ作家の前津さん、亀田さんも食べたことがないとのこと!
前津さん…、すぐご近所なのにー(-。-;)
昆布がたっぷり~。チンゲンサイとお豆腐、そしてイラブー。
市場などで乾燥させたものは見ることがありますが、こちらは血抜きをした生の状態のもの。
皆さまから、ギャーっといわれましたが…。美味しかったです
鶏肉っぽいかな…。
つぎは、ぬぬぬパナパナのつくり手の工房兼ご自宅を訪ねます!
「ぬぬぬパナパナのぬぬ2016東京展」まで、あと4日!
各レクチャーの詳細はこちら
http://nunupana.com/uchikui/future/
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