八重山の旅レポ中でややこしいのですが、早朝から旅にでます。
ぬぬパナ東京展までには、レポをコンプリートさせたいと思っておりますσ(^_^;)
風と海の恵みの布 石垣昭子さんの紅露工房 / ぬぬパナ八重山勉強会の旅 その26 のつづき(^-^)/
八重山染織の旅でやってみたかったことのひとつが「海晒し」
ですが、12月は季節が悪く、海晒しはしないのだそうです。ガーン( ̄□ ̄;)!!
海晒しをするマングローブの森にご案内いただけるということで、干潮の10時ごろ着を目指してやってきました。自然と共生するということは日の出日の入りそして潮の満ち引きも大切なことなのです。
西表島の浦内川のマングローブ樹林はこんなところ。※写真はwikipedia comonsより
西表島に着いたとき雨が降っていたので、海晒しをされる場所へ行くのは難しいかな…と思っていたのですが、想いが通じたのか晴れました♪ヾ(@°▽°@)ノ
干潮のマングローブの森をビーチサンダルで歩きます。
私は工房で長靴をお借りしていざ松葉杖でマングローブの森へ♪
浦内川のマングローブ林は、八重山ヒルギでいっぱい。八重山ヒルギの樹皮は染料としてもつかわれます。
海晒しの風景 ※ぬぬパナリレー日記 紅露工房合宿より
海水での海晒しは余分な糊を落とすだけでなく灰汁を落としカビ防止に。
白地部分の漂白し染料の色をクッキリ出し定着させる効果があるのだそうです。
地形をあまり理解していないままだったのですが…、この河口は湾状になっていたのかな。
私がこの日にしていた帯は、一緒に歩いている前津雪絵さんの作品。
着る側の勝手な想いですが、着用したところをぜひ、見てほしいと思っています。
さらにこうして実用的に?着用しつつ、一緒に歩けたら喜びもひとしおなのです。
淡水と海水が交じりあうこの気水域は聖域でもあるのだそう。
ここで海晒しされた布は、自然の色を活き活きとさせ余分なものを落とし人を癒す布となるのです。
つづきます(^-^)/
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