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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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柴田織物の縫取ちりめんと小林染工房の柿渋織/ジャパンセンスィズ 丹後のきもの at 日本橋三越

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日本橋髙島屋と日本橋三越の重厚感ある建築が好きです♪

ショーウィンドウには、どこかでみたような…きもののコーディネートが(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

丹後の小林染工房の七宝南十字星!
このコーディネート、きものサローネのきもの100体スタイリズムの人気投票で3位になったもの。

真っ赤な紅葉のディスプレイに丹後ブルーの小物が効いています!
丹後ブルーのガラスの帯留はマーブル•イン•ザ•ポケットとのコラボ。


三越伊勢丹が日本の良さと魅力を提案する「ジャパン センスィズ」の一環として丹後のきものと帯も出展されていました。(~10月27日まで)

こちらのきものは柴田織物、帯は松田織物。

柴田織物の右の迷彩柄の着尺の色違いは、きものサローネの「きもの100体スタイリズム」メンズ部門で1位を獲得していました! 太子間道風の帯とコーディネートすると、アーティスティックですね。

古典的な縫取ちりめんも豊富に揃っています。地紋の浮きで方が美しい~♪


小林染工房の丹後柿渋織も揃っています。

金糸のようにみえる糸は丹後の柿からつくられた柿渋で染めてつくられています。防水加工効果がある柿渋の特性を生かし、柿渋染の糸を織り込んで着尺をつくってからさらに引き染めがされています。

柿渋染の染料となる柿渋は小林さんが自ら丹後で柿を採り3年かけて発酵させつくったもの。
はじめは渋柿の緑色ですが段々と茶色に変化していくのだそうです。

柿渋織につかわれる糸は、撚りのかかっていない絹糸を柿渋で染め乾かし発色という作業を何十回も繰り返し、さらに3年ほど寝かせて発色させてつくられます。丹後の自然が織り込まれた太陽が染めた絹糸です!


この柿渋の糸が織り込まれたことによって、柿渋糸がクッションのように空気を含む役割をするそうで、通称「こばやしロール」といわれるほどのロールケーキのような柔らかさとなります。私も着てみたーい。

昨年のきものサローネのきものカンタービレ♪レポでの感想「七宝に南十字星がうきあがってるみたい!」


丹後に何度か足を運んで(東京から6時間と沖縄より遠い!)知ったのは、つくり手としてのモノ作りのこだわり。諸処の事情でまだレポをあげてないところもあるのですが、ぜひ知っていただきたいので、どこかでご紹介いたします。←購入して着用してからと思っていたのですがそれだといつになるやらなので(+_+)

ちなみに、これが丹後ブルーです♪



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