第34回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル♪(2013年8月17日~31日)
草津夏期国際音楽アカデミーは、日本の若手音楽家や音楽愛好家に世界の優れた演奏家
から直接指導を受ける機会を設けることを目的として1980年に設立されました。
ウィーンフィルの顔ともいえる1974年~2006年までコンマスとして活躍した、ウェルナー・ヒンク氏
をはじめウィーンフィル、ベルリンフィルの首席奏者や世界で活躍する演奏家が講師をつとめ、
草津の街から2kmぐらいの森の中にある草津音楽の森国際コンサートホールにて約2週間
音楽祭が開催されます
コンサートは高原に響くアルプホルンの演奏からはじまります♪
高原の音楽祭ならではですね~。大きい(ノ゚ο゚)ノ
高原の音楽祭なのでドレスコードはないのですが、演奏曲目にちなんだ?装いにしてみたり
避暑地の社交場ですので会話が広がるような装いだとより楽しめます♪
今年は「リヒャルト•ワーグナー生誕200年~わたしはどこから来たのか~」がテーマ。
ワーグナーの作品をはじめとして、ドイツ音楽の華麗で荘厳な楽曲、同時代の名曲、
多彩な演目となっています。
ピアニストの遠山慶子先生。美智子皇后陛下のピアノの師でもあります。
ノーベル物理学賞の小柴昌俊先生より花束が贈られました。
ウィーンフィルの顔だった、元コンマスのウェルナー・ヒンク氏と遠山慶子先生
この日に聴いた、シューベルトの「ます」は大感動でした(≧▽≦)
ベルリンフィルの元首席コントラバスのクラウス・シュトール、ウィーン弦楽四重奏団
のヴィオラのハンス•ペーター•オクセンホーファー、ウィーンフィルの首席チェリストの
タマーシュ•ヴォルガ、ヴァイオリンのウェルナー・ヒンク、そしてピアニストのヒンターフーバー
ベルリンフィル元コンマスのサシコ•ガヴリロフ、指揮はミラン•トルコヴィッチ
オケはこの音楽祭のための草津フェスティヴァル•オーケストラ♪
ウィーンフィルの主席フルートであり毎年草津の音楽祭に来日していたショルツ氏の逝去に
捧げたブラームスのレクイエム。改めてショルツ氏のご冥福をお祈り申し上げます。
嬉しすぎる貴重なショット(〃∇〃)
チェリストのタマーシュ•ヴォルガとピアニストのクリストファー•ヒンターフーバーと
ウィーン国立音楽大学の教授でもあるクリストファー•ヒンターフーバーの演奏に感動\(゜□゜)/
もう大ファンになりました(≧▽≦) この方スゴイです
天皇皇后両陛下は29日にご臨席され、ブラームス交響曲第4番を鑑賞されました。
美智子皇后陛下は森のセミナーハウスでのワークショップにも参加され、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」
をコントラバスのクラウス・シュトール氏と合奏されています。お忙しい中で本当に素晴らしいです。
30日には関係者によるパーティーが行われご披露されています。
今年はとくに好きな曲目がたくさんありました。
2週間滞在してどっぷり音楽祭に浸りたかったです。来年はゆっくり避暑を楽しみたいなあ。。。
【高原の音楽祭の装い】
高原のコンサートは演奏者の方も比較的カジュアルな装いので、紬のきものでも大丈夫です。
海外の方も多くていらっしゃいますし、会話の糸口になるように演奏曲目に合わせたりして
装いを楽しんでおります。
草津へ向かう途中の白根山にて
移動中なのでカジュアルに琉球壁上布に秋桜の麻の染め帯。
宿にチェックインして温泉にザブンとつかってから音楽祭へ♪
この日の演奏曲目にシューベルト「ます」があったので、ますの帯がしたかったのですが…、
手持ちの帯では熱帯魚とか金魚しかなかったのですσ(^_^;)
淡水に住む魚つながりで、稚魚と金魚のアンティークの帯で。
この日演奏された「ます」は金魚とはケタ違いに躍動感あるものでした
おかげで?会話はとっても弾みました~ヾ(@°▽°@)ノ
ワインは苦手なのですが、なぜかここでは酔いたくなります
この日は荘厳なブラームスのレクイエムを意識しての装い。
小千谷の小田島克明先生の浮花織の紬にざくろと小鳥の刺繍のアンティークの帯をコーディネート。
クラッチバッグとしてつかっている数寄屋袋は、東京友禅の小倉貞右先生の作品。
草津&軽井沢レポ、追々あげていきます(^-^)/
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第34回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル
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