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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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藍色の琉球壁上布にべにきちのブーゲンビリアの紅型の麻の染め帯

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暑い日々がつづいています。
外気の暑さと室内の冷房の温度差についていけず…、ダウンしました(x_x;)

【8月1日の装い】東京◇晴れ(湿度55%) / 最低気温26℃ 最高気温36℃

藍色の琉球壁上布にべにきちのブーゲンビリアの紅型の麻の染め帯をコーディネート

夏になると大活躍する琉球壁上布。
上布といわれますが、絹織物。なのでシワになりにくく熱に強いのでアイロンもかけられます。
経糸は諸撚り糸、緯糸に壁糸がつかわれます。壁糸とは強い下撚り(1400~2000回)をかけた糸
と撚りをかけていない細い糸を引き揃えて上撚り(900~1600回)を下撚りと反対にかけた糸。
下撚りのかかった太い糸は撚りが戻って伸び、撚りのかかっていない細い糸は撚りが増えて縮む、
これによって細い糸に太い糸が波状にからみつくという状態となります。
この壁糸を緯糸にすると、凹凸ができシャリ感のある布が生まれるのです。

八重山上布の裂地でつくられたシーサーの帯飾り。
中には石垣島の塩が入っています。


美しいキモノアカデミーへφ(.. )
婦人画報は創刊から110周年を迎えました。

戦争中も休刊すること無く発刊しつづけたということで、表紙をみると零戦に搭乗している女性も。
ちなみに戦時中は「戦時女性」という名で発行されていたこともあります。
今でこそ「婦人画報」はコンサバティブな雑誌とされていますが、当時は前衛的でもあったようです。
女性誌は各時代の女性を反映しつづけているので興味深いです。


美しいキモノアカデミーのレポートは改めます(^-^)/

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