前日の雨で不純物が洗い流されたかのようなスッキリとした青空が広がる清々しい朝。
気温も高すぎず、とても気持ちが良いお天気でした
明治神宮御苑の菖蒲園へ
すでに見頃は過ぎておりましたが、名残の花菖蒲をみてまいりました。
明治天皇が昭憲皇太后のためにおつくりになられた菖蒲田です。
花は見頃の10分の1ぐらい。人は100分の1ぐらい?
杜の中にちょっとだけ咲く名残りの花菖蒲をみるのもよいものです。
最盛期は花も多いですが人も多い。ちなみに2011年6月23日はこんな感じでした。
明治神宮のHPによると、2013年6月27日の花の数は354輪。見納めです。
この紫色の雪花絞りとても気に入っておりますが、スレン染料の紫色は「きもの」
として着るには都会の街中では色が強烈。一昔前の雰囲気を醸し出します。
花菖蒲が無くなりかけたこの杜にはあっていたようで、外国の方の受けが良かったです。
ひっそりとしてます~。というか、菖蒲が咲いていなければほとんど人がいないσ(^_^;)
大行列ができる都会のパワースポット清正井もひっそりしてました。
明治神宮に参拝
宝物殿と明治神宮文化館の宝物展示室にいくはずが、神宮の杜の中でまさかの迷子に
宝物殿、遠かった~。明治神宮の広さは侮れません。
そしてどちらも開館時間に間に合わず見れませんでした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
参拝よりも先に展示を鑑賞すればよかった…。
ああ、後期展示が終わってしまう(T_T)
この神宮の杜には狸や兎もいるそうです。都会の秘境…。
気を取り直して、甘いものを食べに、ぎおん徳屋へ
いつも行列ができている京都の本店とくらべると、こちらは穴場。
自分でお餅を焼く、花見こもちを
おしるこ、きなこ、磯辺焼きと楽しめます。
夏限定のお番茶のかき氷も美味しそうでした。
【6月27日の装い】東京◇晴れ(湿度少なく壮快) / 最低気温19℃ 最高気温28℃
きものを着ていると不快になるのは気温よりも湿度の高さ。絹は縮みますし湿度大敵です。
紫色地の綿紅梅の雪花絞りに竺仙の流水に千鳥と蛇籠の麻の染め帯をコーディネート
水玉の絞りの帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソのお誂え
麻の葉の刺繍の日傘は遊中川×前原光栄商店
「ゆかた」を「きもの」のように気軽に着て楽しみたいと考える方、いらっしゃると思います。
この綿紅梅の雪花絞りも本来は「ゆかた」。でも長襦袢に白衿と白足袋ならふだん着物の
かわりになります。都内のホテルでディナーとなると難しいですが、お茶やランチぐらい
ならありでは?と個人的には思ってます。ただし「ゆかた」の色と柄ゆき次第です。
いただいたご質問には返答済みですが、近々記事にまとめたいと思ってます(^-^)/
出雲、葵祭、京都諸々レポ、追ってあげていきます~。
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明治神宮の花菖蒲 〜 ぎおん徳屋 / 紫色地の綿紅梅の雪花絞りに麻の染め帯
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