「ぬぬぬパナパナのぬぬ」とは、沖縄八重山地方の方言です。
ぬぬぬ→布の、パナパナ→端々、ぬぬ→布のこと。
糸を紡ぎ染め織りあげる作家さんと、そのぬぬ(布)を纏う人のハシとハシ
をつなぐという主宰者の想いが込められています。
その布(ぬぬ)は糸づくりから作家の手が携わったものが基本コンセプト。
そして、その色は自然の中にある色が生きています。大地の色、海の色、草木の色。
ぬぬパナのぬぬ、素敵~(〃∇〃)
と思っていても、自分のワードローブと合わせるのが難しい…という方もいらっしゃると思います。
きものと帯をセットでテッパンコーディネートを一気に購入できればいいかもしれませんが、
少しづつ揃えていくというのも楽しいもの。
今回はきものを着る立場でレクチャー講師を受けておりますので、自分の手持ちワードローブと
ぬぬパナを合わせてみる!ということを実践してみました。
白井仁の経糸は和棉、緯糸は手績み苧麻糸のきもの。
(ぬぬパナスタッフの方の私物を体験のためにお借りしました。)
一見コントラストが強い縞のようですが、格子文様。
経糸にはグラデーションのように様々な色糸が入っています。すべて草木染めです。
京都はんなり系代表ともいえる、ぎをん齊藤の波に貝文様の刺繍と染めの麻帯をコーディネート。
つくり手の白井仁さんと
沖縄で染織を10年間学んだ後、現在は千葉県流山市で和棉の栽培をしながら、
製作をしていらっしゃいます。染めは自分で栽培、採取した草木による染めです。
~ キモノ井戸端会議vol.3 ~
植物から糸をつくり、染め、纏う。
自分でできたらいいなあ~、楽しいよなあ~、と思っているので
つくり手の方が羨ましいですが、つくられる過程を知って纏うことも幸せです♪
困った顔をしているのは、和棉を紡ぐところをチラッとお見せしようと実演中ですが、
均等に引き出せないで困っているところ…
和棉の作家さんはおっとりした優しいほんわかした雰囲気の方が多くて
いらっしゃるのですが、たぶんセッカチな私には、難しいのかと…(゚_゚i)
コーディネートを考えてみる。
白井仁さんの会津でつくられた和棉をつかった帯を絹の紬に合わせてみました。
華やかな色から抑えた色まで。藍染めの光沢が美しく引き立つように。
帯〆で印象がかわりますね。いかがでしょう?
今回は、ぬぬパナ推奨の六寸帯をすみれ庵の西岡万紀先生に着装実演を
していただく試みも。このほうがわかりやすく、グーッと身近に感じられるかと。
カラテア結びといわれますが、屏風たたみのようにして紐でとめているだけ。
この結び方の良いところは、正解がないところだそうです。とにかく自由!
生地にボリュームがあったほうが華やかになります。
ぬぬパナで扱っている自然布や両面リバーシブルの絹帯は特におススメ。
他にご提案したコーディネートの一例。
長板中形の浴衣に六寸帯。半幅帯よりも華やかになるので、オシャレ度がアップします。
私的におススメコーディネートがあるのですが、それは別記事でご紹介します。
左から、西岡万紀先生、和裁師の松下妙子先生、そして私。
このお二方とは京都のきもの学で知り合いました。
以来、と~ってもお世話になっております。ホントに。
ぬぬぬパナパナ大阪展 6月6日(土)14時~15時半
こちらのお二方と着物サクサクの須賀凌子先生とで、キモノ井戸端会議 vol.3 が開催されます。
こちらも残席わずかとなっておりますので、お申し込みはお早めに!
●お申込方法●
お申込み先(web受付か電話受付)
☆web受付 先着20名
阪急百貨店うめだ本店ホームページ(web受付 先着20名)
☆web受付以外 先着10名
電話:06-6361-1381まで(代表から担当におつなぎします)
ぬぬパナ前後のレポと台湾レポと相撲レポ、その他…。
徐々にあげていきます!
そして、照ノ富士が優勝! おめでとうございます!
伊勢ヶ濱部屋万歳ヾ(@°▽°@)ノ
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ぬぬパナを着てみた!白井仁の和棉×手績み苧麻を京都はんなり帯とあわせる &キモノ井戸端会議
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