美しいキモノ 2015年夏号が本日発売です♪
今号は両開きとなっています。
きものカンタービレ誌上連載「つくり手の思いと技を着るお誂え」は
裏からスタートのP47 ←みつけにくい~(^_^;)
夏号に相応しく、水で洗える小千谷縮のきものと帯のお誂え。
いわゆる自分だけの1点ものではなく、こんなきものがあったら良いな~、
これにあわせる帯が欲しいな~とお願いしてつくっていただいた、きものと帯です。
今回の取材で、お願いした小千谷縮の大胆な大柄の模様は、実はある産地特有の技
が生きている!ということがわかりました。その産地では今は着尺は織られていません。
染織産地巡りをしていて良かったと思った発見
そして、手績みの苧麻糸と機械紡績苧麻糸の違い。
奥会津昭和村振興公社の渡辺さんから小千谷に出荷される最高級の手績み苧麻糸(カゲソ)
のお話をお聞きしたこと、能登上布の山崎隆先生からラミーについてのお話をお聞きしたこと、
そして今回、小千谷縮の樋口隆司先生に小千谷縮の手績み苧麻糸と機械紡績苧麻糸(ラミー)
の違いをお聞きしたことで、だいぶ具体的に掴むことができたように思います。
誌上連載は文字数の関係もありまとめられませんでしたが、いわゆる麻糸については、
私たちの身近にありながら、知られているようで知らないことが多すぎる繊維だけに、
別の形でわかりやすくご紹介することを考えています。
染織産地巡り、日本の染織を知るために、国内だけでなく海外へもいくことになりそうな…。
次世代につなぐ日本の染めと織り ~染織レッドリストを救え!~は「関東編」
東京近郊で、こんなに多くの染織品がつくられていたことに驚きます\(゜□゜)/
こちらも取材協力、寄稿しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
「きものカンタービレ♪」のFacebookページ
↧
美しいキモノ 2015年夏号 vol.252 本日発売
↧