こんぴら歌舞伎、はじめて観劇しました
こんな木戸口から入場。そして草履は持って入ります。
靴よりも脱ぎ履きが楽な草履が良いですね♪
芝居小屋らしさを生かした演出だったからでしょうか、丸ごと楽しめた感じ。
ギュウギュウなので体制は辛いんですが、時間が経つのが早かった。
【夜の部】
●芦屋道満大内鑑 葛の葉 (あしやどうまんおおうちかがみ くずのは)
信田の森の白狐のお話と安倍晴明の伝説をもとにした作品
安倍保名は森で白狐を助けたときに怪我をします。それを介抱した葛の葉と恋仲になり、
子供を授かります。この子供は後の安倍晴明というお話の中での出来事です。
機屋で機織りする葛の葉と本物の葛の葉姫の二役を演じる時蔵丈。
赤姫の葛の葉と女房の葛の葉との演じ分けが面白い。
木造建築の芝居小屋ならではの、時蔵さんが走る音が…(゚_゚i)
思わず想像してしまいましたが、こんな雰囲気も楽しいですね♪
瞬時に変わる衣裳はマジックテープがつかわれているそうです。
芝居小屋ならではの臨場感もあってワクワク。
狐ならではの江戸芝居小屋イリュージョン?も小屋にマッチしてましたね。
そして、葛の葉が和歌を障子に書き残す場面。←見せ場です
「恋しくは たずね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
葛の葉はひらっとしてるために風で裏返ることから「うらみ」という枕詞。
恨みではなく哀切が犇犇と伝わってくる葛の葉でした。
右手で書き、左手で書き、口にくわえて書き、時蔵丈、凄ーい達筆です\(゜□゜)/
森で奴に教われると、葛の葉の装束がぶっ返ります。これも見どころ!
●曽我綉俠御所染 御所五郎蔵(そがもようたてしのごしょぞめ)
金丸座の両花道が上手くつかわれた演目。
頭上を行き交う七五調の掛け合いが楽しい~。
しかし私、主人公の五郎蔵さんにどうにもイラついてしまうので(歌舞伎ってこういうの多い)
ひたすら、傾城皐月の梅枝丈の美しさに見蕩れておりました。
単衣のきものでも暑かった金丸座。
枡席を区切っている細い幅の木の上が通路なのです。
【昼の部】
●伊勢音頭恋寝刃 野道追駈け油屋奥庭 (いせおんどこいのねたば)
この日は千龝楽。時蔵さんの還暦のお誕生日だったので、貢役の菊之助丈が
万次郎役の時蔵丈にお祝いを述べるアドリブもあり会場が沸きました♪
野道追駈けの場では、このギュウギュウの客席の中を走り回りました。
皆さん平均台がお得意(・_・;)?
芝居ってこういうものよね~。会場中がテンションあがりましたよ。
二見が浦の夜明けのシーンは会場の窓が空いて本当の夜明けのようだった。
菊之助丈が演じる貢はぴんとこなの色男。
妖刀に操られて障子を破って出てくるシーンで目が合いました ←気のせいですって
キュンとくるより怖かったです。。。
●道行初音旅 吉野山 (みちゆきはつねたび)
あ、これも狐がでてきます。狐文様の帯とかあると観劇がより楽しかしらん。
静御前の鼓で忠信がスッポンから現れます。スッポンから現れるのは人ではない。
鼓の音で狐になっていくのを見てああそうだったと気がつきました。
吉野山にちなんで、桜はとうに散りましたが、山桜文様の小紋で観劇しました~♪
梅枝丈の美しさがあああ。
どんどん美しくなられますねえ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
こんぴら歌舞伎、と~っても楽しかったです♪
また来年もぜひきたい。今度は四国城郭の旅かな。
※染織文化講座の丹後産地研修のレポートは後でまとめます。
思うことあり、今までとは違う形になるかと思います。
「きものカンタービレ♪」のFacebookページ
こんな木戸口から入場。そして草履は持って入ります。
靴よりも脱ぎ履きが楽な草履が良いですね♪
芝居小屋らしさを生かした演出だったからでしょうか、丸ごと楽しめた感じ。
ギュウギュウなので体制は辛いんですが、時間が経つのが早かった。
【夜の部】
●芦屋道満大内鑑 葛の葉 (あしやどうまんおおうちかがみ くずのは)
信田の森の白狐のお話と安倍晴明の伝説をもとにした作品
安倍保名は森で白狐を助けたときに怪我をします。それを介抱した葛の葉と恋仲になり、
子供を授かります。この子供は後の安倍晴明というお話の中での出来事です。
機屋で機織りする葛の葉と本物の葛の葉姫の二役を演じる時蔵丈。
赤姫の葛の葉と女房の葛の葉との演じ分けが面白い。
木造建築の芝居小屋ならではの、時蔵さんが走る音が…(゚_゚i)
思わず想像してしまいましたが、こんな雰囲気も楽しいですね♪
瞬時に変わる衣裳はマジックテープがつかわれているそうです。
芝居小屋ならではの臨場感もあってワクワク。
狐ならではの江戸芝居小屋イリュージョン?も小屋にマッチしてましたね。
そして、葛の葉が和歌を障子に書き残す場面。←見せ場です
「恋しくは たずね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
葛の葉はひらっとしてるために風で裏返ることから「うらみ」という枕詞。
恨みではなく哀切が犇犇と伝わってくる葛の葉でした。
右手で書き、左手で書き、口にくわえて書き、時蔵丈、凄ーい達筆です\(゜□゜)/
森で奴に教われると、葛の葉の装束がぶっ返ります。これも見どころ!
●曽我綉俠御所染 御所五郎蔵(そがもようたてしのごしょぞめ)
金丸座の両花道が上手くつかわれた演目。
頭上を行き交う七五調の掛け合いが楽しい~。
しかし私、主人公の五郎蔵さんにどうにもイラついてしまうので(歌舞伎ってこういうの多い)
ひたすら、傾城皐月の梅枝丈の美しさに見蕩れておりました。
単衣のきものでも暑かった金丸座。
枡席を区切っている細い幅の木の上が通路なのです。
【昼の部】
●伊勢音頭恋寝刃 野道追駈け油屋奥庭 (いせおんどこいのねたば)
この日は千龝楽。時蔵さんの還暦のお誕生日だったので、貢役の菊之助丈が
万次郎役の時蔵丈にお祝いを述べるアドリブもあり会場が沸きました♪
野道追駈けの場では、このギュウギュウの客席の中を走り回りました。
皆さん平均台がお得意(・_・;)?
芝居ってこういうものよね~。会場中がテンションあがりましたよ。
二見が浦の夜明けのシーンは会場の窓が空いて本当の夜明けのようだった。
菊之助丈が演じる貢はぴんとこなの色男。
妖刀に操られて障子を破って出てくるシーンで目が合いました ←気のせいですって
キュンとくるより怖かったです。。。
●道行初音旅 吉野山 (みちゆきはつねたび)
あ、これも狐がでてきます。狐文様の帯とかあると観劇がより楽しかしらん。
静御前の鼓で忠信がスッポンから現れます。スッポンから現れるのは人ではない。
鼓の音で狐になっていくのを見てああそうだったと気がつきました。
吉野山にちなんで、桜はとうに散りましたが、山桜文様の小紋で観劇しました~♪
梅枝丈の美しさがあああ。
どんどん美しくなられますねえ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
こんぴら歌舞伎、と~っても楽しかったです♪
また来年もぜひきたい。今度は四国城郭の旅かな。
※染織文化講座の丹後産地研修のレポートは後でまとめます。
思うことあり、今までとは違う形になるかと思います。
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