加賀蒔絵 ワークショップ at いしかわ伝統工芸フェア2015 のつづき
「加賀繍」に挑戦♪
加賀繍は打敷、袈裟などの装飾技法として室町時代に京都から伝えられたといいます。
金沢では金箔、刺繍といった工芸が発達しますが、加賀友禅にはつかわれません。
武家の文化の質実剛健といったものが好まれたから…ともいわれていますが、
写実的な友禅の表現にあわないからでは…?と推測しています。
昔の加賀友禅(木村雨山や談義所栄二)には箔と繍がふんだんにつかわれたものもあります。
見本の梅の花を刺繍します。桜の花びらもありました。
刺繍糸の色は外側の2色を使用。生地の色は数種類から選べます。
まずは刺繍糸を撚るところから。
が…、糸を撚るときと縫うときに固定するものが机の厚みにあわず…。
椅子に固定してすることになりました。
糸を台にくくって、片側を両手で挟んで、右手を左手の下から上にあげていく。3~5回。
撚ったほうを口にくわえて、もう片方も。
あら…、必殺仕事人みたい
左右両方の糸をあわせたら、さっきとは逆に左手を右手の下から上にあげていく。
刺繍の仕方のレクチャー。
真ん中に糸を通して左から右と向けて。上に向かって進み、その後下に向かって。
最後の糸切りは糸と糸の間に縫い込んで始末する。
真ん中からスタート。
反対側も真ん中から刺して同じように。
金糸で花芯を刺繍したら、丸いところは相良繍を。
ローマ字のeの字をつくり、その上から輪をとって丸をつくり引く。
こんな感じになりました。うわっ…ガタガタ(・_・;)
相良繍のアップ
額にはいる大きさに切ります。仕上げにアイロンをかけて、額縁に装填。
この日の装いにあわせた文様と色の刺繍額ができあがりましたヾ(@°▽°@)ノ
ご指導くださった先生と ←お名前お聞きしそびれた
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加賀繍 ワークショップ at いしかわ伝統工芸フェア2015
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