私、ほとんど色無地系のきものを着ません。
帯でみせる無地系のきものは、幅広くコーディネートを楽しめますし、何より上品にみえるので、
嫌いではないのですが、日常きもの生活の私にとってはある面、難関なのです。
というのは、総柄の紬や小紋は着ていてもあまり汚れませんし汚れても目立ちません。
しかし、淡い色の色無地はちょっとの汚れもつけたら目立ちますし、何より着付けのアラと
シワの目立ち方が半端じゃないのです(゚_゚i)
これをどう上手く着こなしていくか…。やはり着付けの特訓…(^_^;)?
これからの課題です。
【1月8日の装い】東京◇晴れ(湿度28%、カラカラ) / 最低気温2℃ 最高気温11℃
牛田織物さんにお願いして誂えた天平聖武絹のきもの。
お誂えの詳細は美しいキモノ2015年春号にてご紹介します。←原稿はこれから書きます
左肩と裾を濃く、後染めの暈かしになっています。
淡いきものの色に抑揚をつけるように帯あげは濃いピンク色をチョイス。
帯〆は藤岡組紐さんに細めでお誂えしたもの。
まるでこのきものに合わせたかのようですが偶然です。
というか…、誂えものは水色が多いのです。
青系といっても幅広く自分がコレっと思えるものをずーっと探しつづけている気がします。
刺繍はやはりきもの学で知り合った月聖子の加藤美恵子先生にお願いしました。
利休バッグは牛田織物、十二段グラデーションぞうりは四谷•三栄
黒のカシミアコートに紫のパシュミナストール。
羽織の誂えのご相談に藤井絞さんの展示会へ。
他にはない自分の好みのものをつくっていただくのが本来の目的ですが、
表現するにはどういう技法があるのか、どの技法が相応しいのか、そもそもできるのかできないのか、
つくり手の方から教えていただくという学びの場でもあります。
そう考えるとお誂えって何て楽しいのかしら:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
しかし、自分の頭の中にボヤーっとあるものを説明するのは難しいですぅ。ああ、絵心が欲しい。
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牛田織物の天平聖武絹の薄すみれ色後染め暈しのきものに双鴛鴦文の唐織のなごや帯
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