紅葉が最も見頃を迎えている京都
この時季の京都は観光客で溢れていて、道路は大渋滞、交通網が麻痺します。
短時間で時間的ロスなく錦秋の都を楽しむためのポイント
京都駅発のタクシーやバスはつかわない。
とにかく、地下鉄で北へ向かって、北から南へくだっていくように散策していくのがおススメです。
というわけで、新幹線ホームから地上へはあがらず、八条口改札から地下鉄へ。
北大路へと向かいます。ここのタクシー乗り場はハイシーズンでもかなりの数のタクシーが
常駐していて、並んでいる人も少ないのです。
まずは今宮神社へ
この地は平安遷都以前より疫神を祀る社がありました。
一条天皇の御代に御霊会が営まれたことが今宮祭の起源となっています。
今宮神社には、織物の祖神とされている栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)が
祀られる織姫神社があります。
「栲」は梶の木の皮の繊維で織った白色の布のこと。古布の総称でもあります。
「幡」はこの神社では織物を意味し、命の機織の功を称えた美称。
「千千」は「縮」に通じて織地の精巧さと考えられています。
織物の巧みさ美しさを賞でられる神として西陣の人々の崇敬が篤く、織物の祖神とされています。
「阿呆賢さん(あほかしさん)」といわれる重軽石。
石を手のひらで三回叩いてから持ち上げます。
そして願い事を唱えつつ軽く三回撫でてから、再び持ち上げます。
はじめよりも軽く感じたら願いが叶うのだとか。
頭痛持ちの私は、頭を撫で撫で…。
今宮神社の参道にはあぶり餅やさんがあります。いち和さんとかざりやさん。
かざりやさんでこの紅葉を愛でながらあぶり餅をいただくのが私の定番♪
しかし…、この日はテレビ番組の撮影があり、ロケ隊の方々に場所をお譲りすることに…(^_^;)
※大江戸捜査網に出演される俳優さんの番宣の旅ロケだったそうです
その間、あぶり餅づくりを見学
今宮神社参道のあぶり餅は、平安時代からあるといわれ、日本最古のお菓子屋さんです。
きな粉をまぶした親指大のお餅を竹串に刺します。
この竹串は今宮神社に奉納される斎串。
炭火で炙って
白味噌のタレにつけます。この味噌タレが甘すぎずで美味しいのです♪
あぶり餅を食べると病気厄除のご利益があるといわれています。
京都にお住まいの方でも食べたことがない方がいらっしゃるそうですが、
甘味といえど甘過ぎないので、一度ぜひご賞味あれ♪
「しな布の産地へ 庄内の旅」のレポは、
「志ま亀で巡る紅葉の旅 / 2014年秋 錦秋の京都」の後にあげることにしました。
紅葉が散ってしまう前に、紅葉レポをお届け♪
こちらもご参考までに
2012秋 錦秋の古都へ まとめリンク
2013年秋 丹後~京都 紅葉狩りの旅 まとめリンク
「きものカンタービレ♪」のFacebookページ
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志ま亀で巡る紅葉の旅 今宮神社とあぶり餅 / 2014年秋 錦秋の京都 その1
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