葵祭 野点のお茶席と本殿祭 at 上賀茂神社 / 2013年 京都葵祭 その6
のつづき
路頭の儀の行列は、下鴨神社(賀茂御祖神社)から上賀茂神社(賀茂別雷神社)へやってきます。
下鴨神社には賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)
と外祖父の賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)が祀られています。上賀茂神社には
賀茂別雷命が祀られているので、葵祭の路頭の儀の行列は、天皇がいらっしゃる御所から
はじまり親から子へ(産んだほうから子へ)周っていくことになります。
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近衛使代が行列としてやってきて一の鳥居につくと、勅使と交代します。
勅使は祓いを受けられてから、舞人、陪従を従えて一の鳥居より参進します。
陪従は雅楽を奏しながら練歩というゆっくりとした歩き方で入ってきます。
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奉奠されます御幣物
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御幣物を司る七位の判官文官である内蔵寮史生
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内蔵使は史生より御幣物を受け
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橋殿北の案上に奉奠します
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勅使は内蔵使より御祭文を受け、橋殿に昇殿して御祭文を奏します。
御祭文は天皇陛下が国家繁栄、国民安泰を賀茂の神に祈られるもの。賀茂の神には
紅色の鳥子紙が用いられます。
※伊勢神宮は縹色、春日、石清水などの勅使参向には黄色が用いられるのだそう。
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賀茂の宮司は勅使より御祭文を受け、御幣物とともに本殿内陣に納めます。
御神意を勅使に伝えるべく返祝詞を奏上。そして、交互に二度拍手します。
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勅使に葵の神禄が授けられます。
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そして、参列者による参拝があります。
馬寮使が二頭の御馬を牽きいて神覧に供す「牽馬の儀」
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橋殿を三周します
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舞人陪従の「東遊」
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駿河舞はその昔、東国の民間の歌舞であったものが都に伝わって宮中で取り入れられたもの
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舞人が舞う東遊は駿河舞から求子にかわるのときに片袖をおろします
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典雅な舞にうっとり~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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いよいよ、葵祭の最後を飾る、上賀茂神社での「走馬の儀」です(^-^)/
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葵祭 社頭の儀 at 上賀茂神社 / 2013年京都葵祭 その7
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