今日は、朝茶事でした
6時半の席入でしたので4時に起床。
今日の茶事は正客をつとめさせていただくことになっていたので、流れを頭に叩き込んで
おかなくてはっと、朝一で復習しましたが…、そのわりには、何とも不慣れで気が利かない
正客となってしまいまして…反省(_ _。)
言葉は豊かなほうだと思うのですが、肝心な時にでてこないのでは困ったものです。
朝茶事の正客にはどのようなきものが相応しいのか…。
床飾りのお花やお道具とも重ならないように考慮して、華美なものは避けつつ清々しい
涼感のある装いを心がけて、当初は両面染めの絽の江戸小紋にしようと思ったのですが、
美しいキモノの富澤副編集長に、正客には地味すぎるのでは?とアドバイスいただきまして、
結局あっさりした訪問着にいたしました。
【7月29日の装い】東京近郊◇曇り時々雨(湿度高し) / 最低気温24℃ 最高気温27℃
水色地の流水に楓と水鳥が描かれた絽の訪問着に霞取りに秋草文様の絽の織なごや帯
をコーディネート。
訪問着には袋帯をあわせるものと思っていらっしゃる方が多いかもしれませんが、袋帯と
なごや帯の違いは、あくまでも「仕立て方」であって「格」ではありません。
袋帯の二重太鼓は喜び事が重なるに通じるので、慶事に相応しいとされますが、帯の格
を決めるのは、仕立て方ではなく、帯地と文様の格調の高さです。
訪問着とのバランスがあえば織のなごや帯でももちろん大丈夫です。私は袋帯の重さが
苦手なので、綴や比翼仕立てにした織なごや帯が重宝しています。
絽綴の帯のほうが良いのですが、朝顔や鉄線という季節の花の具象的なものは避けました。
このコーデはベストではありませんが、まあベターといったところでしょうか。
先日おススメされた龍村の抽象的な白地の絽綴の帯はパンチが効いていない気がして
購入までに至らなかったのですが、やはりあると便利かも…。考えます。
鉄線文様の絽の帯あげは加藤萬、細めの帯〆は龍工房
大きめの利休バッグはかづら清老舗、十二段グラデーションのぞうりは四谷•三栄
麻の数寄屋袋と懐紙入れは遊中川のもの。友禅の茶巾入れはギャラリーYDS
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朝茶事のきもの / 流水に楓と水鳥文様の絽の訪問着に霞取りに秋草文様の絽の織なごや帯
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