梅雨ですね…
雨に濡れると嫌なのは、洋服もきものも同じこと。
大雨でもきものですが、よく転ぶ私は、雨の日はできるだけ歩きたくないのです。
できるだけ外出は避けますが、見逃せない展示会は雨でも出掛けます。
「喜如嘉の芭蕉布 展」へ
(東京の会期は終了しましたが、大阪、福岡、名古屋と巡回します)
今年の1月に喜如嘉で行なわれた「芭蕉布今昔展」に出展されていた作品もあります。
芭蕉布今昔展のレポはこちら☆
、2014年1月琉球染織巡りのまとめレポはこちら☆
芭蕉布というと、芭蕉布の薄茶色に琉球藍の絣のイメージが強いと思いますが、
琉球王朝時代につくられていたという、煮綛芭蕉布を再現したものや芭蕉布の花織もありました。
※主催者の方より撮影の許可をいただいております。
織る前に綛を精練する煮綛(にぃがしぃー)。琉球王朝時代は喜如嘉ではなく首里で織られて
いたもので、士族の衣裳だったと、今昔展のときに平良美恵子先生より説明がありました。
福木で染められた地色に赤と緑の格子のコントラストが美しい~。緑は福木に琉球藍でしょうか?。
捩り織りが何ともモダン、でも芭蕉布の素朴な良さも残っているという…、喜如嘉で恋した帯。
美しいキモノ2014年夏号では、八重山上布にあわせてモデル着用で紹介されていました。
喜如嘉でみたものと同じものも、どことなく違って感じたのは、自分の気持ちの問題なのか、
平良美恵子先生がおっしゃっていた、「ぜひ喜如嘉にきてこの空気の中で芭蕉布を感じて欲しい」
という空気感のせいなのでしょうか…(・_・;)
芭蕉布以外にも八重山上布や宮古上布などの琉球染織が展示されているので、
妄想でコーディネートを楽しんだり♪
八重山藍と福木と蠟梅の美しいグリーンの八重山上布が素敵でした~(〃∇〃)
企画された方からお話をお聴きできたことも勉強になりました。
浅井さま、ありがとうございましたm(_ _ )m
【6月8日の装い】東京◇雨 / 最低気温18℃ 最高気温22℃
雨コートは西陣の西涼織。薄手でスリーシーズンつかえます。
6月に薄物は早すぎる印象でしょうけれど、雨コートの中は蒸れやすい…。
雨シミよりも汗シミのほうが厄介ですので、快適さを優先して夏物です。
琉球壁上布に中野スズミの絽ちりめんのカエル一家の染め帯をコーディネート
梅雨の時季限定の帯ですので、ヘビロテであわせています。
おかげで、今年の梅雨は楽しい♪
雨の日を楽しむ…といえば、
いきいき2014年7月号の木村孝先生の連載「きものがたり」にチラッと私のことが…。
とても良い記念になりました。孝先生ありがとうございましたm(_ _ )m
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喜如嘉の芭蕉布展 at きもの創り玉屋 / 雨の日を楽しむ…。いきいき2014年7月号
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