早いもので4月も終わり、炉から風炉の季節を迎えようとしています。
炉のお稽古納めは五事式の茶事でした。
五事式の茶事とは?
七事式(花月、且座、廻り炭、廻り花、茶カブキ、一二三、員茶)からの5つを
組み合わせた茶事のこと。
千家茶道中興の祖とされる、表千家7代目如心斎と裏千家8代目又玄斎(ゆうげんさい)が、
大衆化していく茶の湯の新たな修練の方法として創案し広めました。
(如心斎は表千家6代目覚々斎の長男、又玄斎は三男、二人は兄弟です)
その後裏千家では、花寄、仙遊、雪月花、法磨、三友、唱和が創案され、七事式に
準ずるものとされています。
これらの式は、禅の七事がもとになっているようです。(これから調べます)
参加する人が度に役札を引いていくものなので、札の行方によって役が様変わりしていきます。
これも一期一会のもの。
修練を重ねたもの同士が阿吽の呼吸でササッとできると、この上なく楽しいものなのだろうと
想像できます。もともと修練のために生みだされたものですが、皆さまの足手まといに
ならぬように稽古を重ねななくては…と、修練する意を身を以て学んだ日でありました。
廻り炭
炭点前の修練を目的としたもの。亭主が炉中の炭をあげ、正客から順に炭をついでいきます。
前の人の方の炭をあげ、また炭をついでいく。あげることとつぐことをするということが、修練。
炭の入れ方は自由でよく、今回は各自がその風情にテーマを決めてつぎました。
如意宝珠の紫交趾の香合が美しい。
廻り炭のあとは懐石。
今回は先生がつくってくださった碗ものとお弁当。
主菓子をいただいて中立。
廻り花(今回は花寄せ) 先生が沢山のお花をご用意してくださいました。
正客から順に花をついでいきます
茶事の後に撮影
且座
正客が香をつぎ、順に聞いていきます。
濃茶は正客が点て皆でいただきます。(このお点前が一二三で点数を入れることとなります)
お薄は花月で。(四畳半につめます)
一二三
薄茶の後、十種香札が乗ったお盆がまわってきます。
亭主の濃茶にふさわしい点数の札をとって折据に入れます。
堪能させていただきました。ありがとうございましたm(_ _ )m
【4月22日の装い】東京近郊◇晴れ時々雨(4月中旬だというのに肌寒い日)
/最低気温5℃ 最高気温14℃
お稽古の茶事でしたので、紋付でなく小紋の装いにいたしました。
千總の熨斗目文様の小紋に双鴛鴦文様の唐織のなごや帯
帯あげは加藤萬、帯〆は五嶋組紐
この鴛鴦の唐織は一番のお気に入り
バッグはかづら清老舗
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五事式の茶事 / 千總の熨斗目文様の小紋に双鴛鴦文様の唐織のなごや帯
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