ちなみ柄の着物で旅すること 旅先にちなんだ本を読むこと どちらも旅が数倍楽しくなります。 松山入りであらためて読んだのは「坊ちゃん」 現地で読んだら、ああ…あの場所がここなのかと臨場感があり面白かった♪ そして、もう1冊は「村上海賊の娘」 これを読んだら行かずにはいられまい…。 村上海賊が活躍した瀬戸内の海、しまなみ海道を通って 村上海賊ミュージアムへ 村上海賊は中世に瀬戸内海を支配したといわれる村上水軍のこと。能島、来島、因島の三家からなる村上一族です。 海賊というと、船を襲い略奪する無法者のイメージですが、そうではなくって、村上海賊は海路の水先案内人であり警護の役目を荷なう傭兵であり交易をし海上経済を支える集団であったと知られています。茶の湯や香を嗜み連歌を詠う文化的教養の高い一面も伝わっていますが、海の安全を守り秩序を整えるため帆別銭という通行料をとっていたことから、宣教師ルイス•フロイスはおっかない海賊と捉え、日本最大の海賊と著書「日本史」に記しています。 能島村上の本拠地であった宮窪瀬戸はしまなみ海道の大島にあります。 村上水軍の機動力だった小早船 村上景親公もマスク着用小早川家、毛利家に仕える武続きをみる
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