「散弾銃」の意匠の型絵染 の お誂え のつづき。 型絵染作家のまつざわ美柑さんと、2回目の下絵の打ち合わせです。 「型絵染」は、下絵を描き、型紙を彫り、型づけといわれる防染糊を置き、色挿しし、伏せ糊し、地染めをし…などなど…、とにかく手間がかかるもの。 ですが、友禅や素描にはない力強さがあります。ザックリと表現するならば、絵画と版画のような感じでしょうか。 「散弾銃」という特異な意匠。これをわざわざ型絵染でやる…??? 特異なものだからこそ、やってみたら面白い、、、かもしれない。 絶対的に好きなものを、好きな技法で表現してもらうって、染織好きならではの欲求といいましょうか。 前回に描いていただいた下絵をもとにアレコレとご相談し、新しい下絵を描いてくださいました。 ジャーン!!! もうね、銃マニアが狂喜乱舞する下絵です。 試し彫りしてくださった型紙 銃床の杢目、先台の立体感、トリガーと銃身の金属の無機質な固さまでわかる! 「散弾銃」という特異なものを描くために、東京都銃砲火薬商保安協会主催のクレー射撃の疑似体験までしてくださった、まつざわさんの熱意が作品にギュッとつまっ続きをみる
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