染織吉田の吉田美保子さんの工房へ♬ 織機に経糸が張られている状態で、経糸に刷毛や筆をつかって染料を摺り込む「ブラッシングカラーズ」の工程をみせていただきました♬ 織機から整経機をつかってグーンと経糸が張られている。 所々緯糸がはいっていて仮織りされている状態なのがわかります。 そうそう、この状態がみたかった!!! 吉田さんの染織は進化系。 伸子張りされている状態で染料を摺り込んだほうが安定すると思い立ってから、伸子張りするところに緯糸を通す仮織りをされています。仮織りなのでこの緯糸は後から解すことになる…、銘仙の解し織の技法に近いもの。ちなみに銘仙は経糸に型染めすることが特徴。 染織の加飾方法は無限にあるのだな〜とあらためて思う。 この緯糸をつかって織りあげられるとのことなので、クールな印象になるのかな。完成品をみるのが楽しみです。 織りあがって蒸し屋さんから戻ってきたばかりの新作もみせていただきました。 格子の中に摺り込みの濃淡で月が浮かんでいるかのよう♡ 先染めの紬とも後染めの紬とも違う、絵画的な表現を可能にするブラッシングカラーズ。 クレーの音楽的な色彩表現やスーラの点描の絵画表現も可能にするであろうこの加飾表現。 お誂えの妄想が止まらない^^&続きをみる
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