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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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東京国立博物館 特別展「きもの KIMONO」報道発表会

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2020年はオリンピックイヤー。開催国である日本へ世界中の注目が集まります。 世界の人に誇れる文化であり、今も尚、日常に息づいているもの…。 その代表的なものに「きもの」があります。 東京国立博物館では、2020年4月14日〜6月7日まで日本文化の象徴である「きもの」の成り立ちから現在までを通覧展示。 史上最大級となるであろう「きもの展」が開催されます。 先週その報道発表会が行なわれました。 司会進行を務められたテレビ朝日の三谷紬アナウンサーと♬三谷さんのご実家は呉服屋さん。紬という名前の由来はその家業から。お召しになられている振袖は成人式に着用されたものだそうです。 報道発表会では、東京国立博物館工芸室長の小山弓弦葉先生に見どころ解説がありました。 きものの原型は小袖といわれる、装束の下に着る下着であったものであり、装束の大袖と比べると袖口が小さいことから小袖といわれます。小袖が表着となったのは室町時代後期から。 右◇白地小葵鳳凰模様二陪織物の大袖。鎌倉時代のものとして鶴岡八幡宮に伝わる5領のうち2領を前期後期で展示。形状として現存する最古のものをみることができる貴重な展示となります。 左◇白地桐竹模様綾の小袖。室町幕府10代将軍足利義稙所用の小袖です。 小袖がどのようにファッションとして成立って行ったのか。 屏風図や絵画に描かれた姿からもみてみる。 応仁の乱によって京都が戦場となり、織の供給ができなくなったことから、繍箔がでてきます。 安土桃山時代の華やかな小袖。 江戸時代になると戦乱が治まり財を蓄えた町人による贅沢な小袖が出現し美的方向性に多様さが生まれます。 繍、鹿の子絞り、金箔といった加飾表現で地を埋め尽くす「地無し」というものから、雛形という当時のファッションブックの出現によって、意匠構成に流行が生まれます。アップでみたら疋田の下書きがくっきりと残っていたことに驚いた…@@; 百花繚乱、贅を凝らした小袖の数々。 慶長模様、寛文模様、町人の総模様の小袖、武家の総模様の小袖、裾模様、腰模様、と小袖の変遷をみることができる。 左◇尾形光琳筆の描き絵の通称、冬木小袖。こちらは前期後期に渡って展示。この小袖の復元プロジェクトも動いているのだそ続きをみる

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