きもの文化検定まであと1週間ですね。 きものは「衣」であり、衣装の一形態。 きものについて学ぶということは、草花や自然などの季節感、風土や生活様式そして文化を含む歴史、さらに染織技術と創造力を学び知ることになります。 今年は御世代わりがございましたので、宮廷儀式とその装束に関しては必須です。 ●美しいキモノ 2019秋号●御即位記念特集「皇室の装束」これが最新情報でしょう。美しいキモノ 2019年 秋号 ●『きものと裂のことば案内』長崎巌著 ●素材、染め、織り、形状、模様、時代別文様配置まで、わかりやすくまとめられています。きものと裂(きれ)のことば案内 ●『江戸のきものと衣生活』 丸山伸彦著 ●きものの変遷は服飾様式の三原則を理解するのが大前提。とくに平安期と江戸期は必ず抑えておきましょう。色から形への衣服装飾の変遷がつかめたら服飾史を知る糸口がつかめます。日本ビジュアル生活史 江戸のきものと衣生活 ●『十二単のはなし~現代皇室の装い~』 仙石宗久著 ●漠然とした平安期の装束を解説する本は多々ありますが、宮内庁による承認のもとに現在の皇室の装束を写真付きで解説している本はこの本だけ。平成天皇陛下の即位の御大礼、大嘗祭、立太子礼、近年ですと出雲大社に嫁がれた高円宮家のお服あげを務められた仙石宗久氏による著書。 忘れもしない、第3回きもの文化検定2級問題では皇太子殿下ご成婚の装束の問題がありました。これが解けなかったために満点合格を逃してしまった!十二単のはなし―現代の皇室の装い ●『図解 日本の装束』池上良太著 ●古代の衣褌姿から現代の和装まで、種別、使用者、構成まで図解で網羅続きをみる
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