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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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光沢系自然布 / 西筋ヒデの絹×芭蕉の交織布に芭蕉布の刺繍帯

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「暑さ寒さも彼岸まで…」といいますが、10月になっても30℃近くある気候。 袷どころか…、単衣でも動き回ったら暑い。 状況によっては、10月でも夏物で過ごしそうな気配です…。 さて、涼感を誘う夏の着物といえば、自然布。 自然布…というと、素朴で趣があり、その荒削りなところが魅力の庶民の布がほとんど。 しかし自然布の中には、神道には欠かせない大麻布、公家装束の指貫袴につかわれた葛布、武士の裃につかわれた細い苧麻糸の上布、琉球王朝の士族の正装としてもつかわれた芭蕉布もあります。 これらの繊維は、その糸づくり、布づくりの過程によって、絹にも勝る光沢のあるものができるのです。 私は、これを「光沢系自然布」とよんでいます。←あくまでも朝香沙都子の私見です。 多良間島の西筋ヒデの経糸は動物性繊維の絹、緯糸は植物性繊維の芭蕉という交織布の着物。動物性繊維はタンパク質、植物性繊維はセルロースからなるものなので、特性が全く異なります。ゆえにメンテナンス続きをみる

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