父が亡くなってからはじめての盂蘭盆会。 医師であった父は「死は特別なことではない」という考えでした。 「何事もわかりやすくシンプルに」と言残しておりますが、その意向は、ただ簡略にせよという意味ではなく、飾り立てず目的を見据え無駄なく的確にせよ、という意味であると解釈しております。 わかりやすくシンプルであれば、間違いは最小限に抑えられると言っておりましたが、それは誤魔化さない生き方だと知る。深い。 新盆の来客もあり、準礼装の略喪の装い。 小宮康孝の立涌に松葉の両面染めの絽の江戸小紋に川島織物の菊文様の喪の夏帯。 江戸小紋は、準礼装からオシャレ着続きをみる
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