「着倒す」とか「履き潰す」とか、好きな言葉ではないのですが…。 着物も帯も草履も、贅沢品ではありますが、消耗品です。着用回数が多ければ、擦れたり汚れたり着ることができなくなります。 そして年を重ねていけば、年齢に相応しくなく、似合わなくなっていくものです。 着物生活をするワタクシのものは、誰かに差し上げたくとも、そのまま人様にお譲りできるような状態は保っていないのです。生地の劣化度からして染め替えや洗い張り仕立て直しをすべきかどうかが悩みどころ。 ならばこれが最後かもしれないから、もう一度袖を通そう…、の繰り返し。 草履も履き潰して処分する寸前のものを、捨てちゃう前に、といってまた履いていたり続きをみる
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