きもの文化検定は1級の合格率が低いことで有名です。その難易度の高さ故に、諦めてしまう人、合格しても意味がないという人もいますが、結果よりも学び知り得ることが自分の実力となりますので、1級にチャレンジすることは間違いなく有意義であると思います。 「わかっている」ということと「会得している」ということは実は大きく違います。 情報過多の現代では、自分は知っている、見ていたのでできる、聞きかじりで理解した、と、自分が会得していると勘違いする人がたくさんいらっしゃるように思いますが、「自分が知っていないことを知っている」ということが、真に理解するまず第一歩であると思います。 そして、学ぶことによって得られるのは「囚われることではなく自由」です。 「着物はファッションであり、人それぞれに自由なもの」と、着物生活をしているワタクシは強く思っています。 その上で、素材や技法、産地やその背景、歴史や今に至った経緯を知っていると、真にモノの価値がわかり、さらにコーディネートの幅が広がるとも思っています。しかしそれは人に押しつけるようなものではなく、体現することでいいな〜と感じていただければ続きをみる
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