如月 = 「衣を更に重ねて着る」ことから「衣更着(きさらぎ)」 重ね着といえば、十二単(五衣唐衣裳)。 日本人の色の感性の豊かさは素晴らしいもので、自然界を色を写し取るように、いくつもの色を重ねることで新しい色を生みだすという発想から生まれたのが「かさねの色目」です。 重ね着をすることで派生する裾や袖口の重なりの「襲の色目」 袷の表地と裏地の配色を楽しむ「重ね色目」 経糸と緯糸の配色で楽しむ「織色」があります。 さらに配色の意匠表現として「繧繝」「薄様」「匂い」「村濃」「裾濃」があります。「繧繝(うんげん)」薄いものも重ねていき濃いものを強調するグラデーションの原型「薄様(うすよう)」薄く漉かれた光を通す白い紙をつかい白を襲ねる配色のこと「匂い(におい)」段々と色を濃くしていくグ続きをみる
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