父が旅だって10日が過ぎました。 父は後回しということが嫌いな人でした。先へ先へと急ぐ性格でしたが、人生の幕引きまでこんなに急にいかなくても…、と思っております。 この数年、いくつかの癌を患い何度か手術をしておりますが、それを克服し、この正月も医師として働いておりました。 大晦日も、年が明けて2日も「患者さんが待っているから…」と、体調不良でも職場へとでかけていきましたが、自分自身は3日までは病院は正月休みで職員に迷惑がかかるからと何も言わず、4日から入院することになり、そして帰らぬ人となってしまいました。 病床で自分の意識がある時間を推定し、今後のことを息絶え絶えの状態で指示し、自続きをみる
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