着物は1反の反物を8分割直線裁ちして仕立てるものですが、どの位置にどの部分をだすかで印象が全く違ってきます。大柄のもの、縞、格子、片側寄せの柄付けのものは、柄が隠れてしまう部分もでてくるので、反物でみて想像していたものとお仕立て上がりの印象が変わってしまうことが間間あります。なので、掛け衿にもってくるところ、左肩付近、上前、そして後。どこにどの部分をもってくるか、上前にあわせて衽にこの部分をもってきたら肩の辺りにはどの部分がでるのか、逆にこうしたらこうなるとか、教えていただきながら考えて調整します。 お仕立て処うえのへ、大柄の格子に絣文様の夏久米島紬のお仕立てのご相談に伺いました。しかも故あって、特急でお願いするという…(^_^;)上野洋先生に、あーだこーだと、あらゆるパターンをみせていただき、自分にとってバランスが良いと思うものをお願いしています。この、あーだこーだのパターンが、私の頭では想像できないのです^^; この着用中の小千谷縮の反物の裁ち合わせも上野先生にご相談してお仕立てをお願いしたもの。 杉山織物の木の葉文様のオーガニック続きをみる
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