暑い日がつづいております。 動ける、洗える、麻の着物。先日、銀座の志ま亀さんへお願いしていたものを受け取りに伺うと…「朝香さん、すっかり紬系の人になってしまって…」と残念そうでいらしてなんだか申し訳なかったのですが…、そんなことはなく、京友禅や型絵染の小紋は大好きです。生活の都合上、このところは特に、都内でも動きやすいものを着ているだけなのですが、こう暑い日がつづくとどうしても汗をかきます。なので自分で水洗いできる着物というのはやはり重宝するのです。 麻については度々書いておりますが、着物でつかわれるのは、苧麻のものがほとんど。この小千谷縮は機械紡績苧麻糸いわゆるラミーで織られたものです。紡績糸も色々で一概にはくくれませんが、広義で小千谷縮でつかわれている機械紡績苧麻糸のものは割合と丈夫です。ネットに入れて洗濯機でも洗えます。仕立て前に水通しをしておけば縮む心配もほとんどありません。 【6月27日の装い】東京◇晴れ(湿度61%) / 最低気温25℃ 最高気続きをみる
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