白地の紅型と色地の紅型の型紙 オーケストラの帯がやってきた♪ その1のつづき 「オーケストラ」の帯。チェンバロ、ファゴット、サクソフォン、ユーフォニウム♪ よくみると、楽器がすべてお花をつかって繫がっているのがわかりますでしょうか? 型紙は模様が抜けてしまわないように「紗張り」されます。その前の型紙の補強に注目してみました。 地白の型紙は全て彫ってしまうと絵が揺れてズレてしまうので、わざと彫り残しをするのだそう。黒の部分が彫り残しです。 型紙を墨で摺って絵を残し意匠がわかるようにします。 型の裏側に薄い透明フィルムをスプレー糊で貼って型を固定。 この状態で彫り残した余分な型を彫り落としていく。 余分な型紙を彫り落としたら、この状態で紗張りに出すのだそう。透明フィルムは紗張り屋さんが取り払う。 白地に模様がある地白型はうっかりすると切り絵にな続きをみる
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