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「横山大観 〜東京画壇の精鋭〜」内覧会 at 山種美術館

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2018年は横山大観の生誕150年であり没後60年。これを記念して今年は「横山大観展」が全国の様々な美術館で予定されています。 記念すべき < 大観year > の幕開けはやはりこちらの美術展から♪「横山大観 〜東京画壇の精鋭〜」が山種美術館にて開催中( 〜2月25日まで) 山種美術館の創業者である山﨑種二氏は横山大観との親交が深く山種美術館創立のきっかけとなったのは大観の画だったのだそうです。 種二氏が大観に「富士山」を描いた画を譲って欲しいとお願いすると「お金儲けだけでなく、そろそろ社会貢献をしなさい。美術館をつくるならこの画を譲りましょう」といって条件付きで譲られた富士山の画がこちら。 「心神」1952年(昭和27年) 大観は富士山を好んで題材にしたことで有名です。「富士を描くということは、富士にうつる自分の心を描くこと」 と語り、2000点もの富士山を描いているのだそう。 「霊峰不二」1937年(昭和12年) 山種美術館の良いところは、ガラスケースと作品の間が近いので、肉眼に近い状態でみることができること。表装の裂もよくみえます。こういった軸のものはじっくり間近で鑑賞したい♡ 右手前の作品 「山桜」1934年(昭和9年) 「富士山」と「桜」は、日本人の象徴。心が安らぐというか、幸福感が得られるというか、やはり良いものです。 「春朝」1939年(昭和14年) そして、大観がよく描いたものに「松」があります。 ギャラリートークでお聞きして気がついたのですが、大観の描く松は葉が下へ下がっているのが特徴。 左手前から 「松」1940年(昭和15年) / 「夏の海」1952年続きをみる

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