古代織連絡会と自然布 古代織と登呂遺跡 / 2017年晩秋 葛布と日本の自然布の旅 その1 のつづきです^^/登呂遺跡公園の中にある、芹沢銈介美術館へ♪「のれん ー芹沢銈介の原点ー」が開催されていました。(会期は終了しています) 建築家の白井晟一氏による設計は、城壁のように石垣が積まれた外観!ドーム型の出入り口と白木の組天井が印象的な展示室は、石と土と木が生きている感じといったら良いのでしょうか。館内は撮影禁止なのでパンフレットから。しかし、芹沢銈介はあまりこの建築がお好みではなかった…という裏話もチラッとお聞きしました。確かにこの重厚感は型絵染の素朴さにはそぐわないかもしれない。 重要無形文化財「型絵染」保持者(人間国宝)である芹沢銈介は、柳宗悦と琉球紅型に感銘を受け自分なりの型絵染の世界をつくりだしたことで知られています。 芹沢銈介はその眼を通して様々なものを意匠化しています。型絵染は型紙をつかって染められる量産の手法ですが、繰り返しのパターンから生まれるリズムがつくりだす美の世界。型絵染の着物好きとしては溜りません(〃∇〃) 今回の展示の中で、着てみたいな〜と思った木綿地の型絵染の着尺。写真は「芹沢銈介文様図鑑」より 今回は「のれん」がテーマだったので、見るべきと続きをみる
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