木綿作家の大熊眞智子さん(左)と紬織作家の吉倉ますみさん(右)の「二人展」へ お二人は十日町テクノスクールで同期でいらしたのだそうです。その後、大熊さんは出雲織(木綿絣)の青戸柚美江さんの元で修行され木綿作家へ、吉倉さんは草木染染織作家の道へと歩まれました。 木綿と絹。まったく違う繊維ですが、自然からいただいたものをお二人の暖かい心で織りだした作品の数々にはどこか共通するものを感じます。 大熊眞智子さんは、古代織産地連絡会、十絲の会と活動されています。以前、十日町テクノスクール時代のテキストを教えていただき、糸と織りの構造を知る上ですごく勉強になっています。十日町の技術ってすごいものがある…。コレ素敵〜♡と思った藍木綿。小さな経緯絣にさらに半月の緯絣がはいって絵羽になっていました。会場は大盛況でたくさんの人でいっぱいだったのですが、落ちついたころに、朝香さん好きなの着てみて♪といっていただいたので、真っ先にこれを選ぶ♡半幅帯は茶綿の和棉のもの。ところどころにコチニールの赤も入っていて明るい印象になります。 和綿手紡糸、綿単糸、茶綿、藍とマニアックな素材で、かわいいふくら雀の絵絣。 吉倉ますみさんの作品は、座繰り糸と真綿からの手紡糸の藍と白茶の二崩し。二本ずつ浮きになっている網代織りの一種。格子なのですが強すぎずいい感じ続きをみる
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