昨日アメヤ横丁付近を歩いたのですが人の多さにビックリしました(@@);;
その後、日本橋三越へ。こちらも人が多かった~。
老舗百貨店のいいところは、その道の超一流の先生方の実演や講演があることでしょうか。
押し売りされることもなく、直接お話を聞くことができて、さらに技も見せていただけます。
きものについて見たい知りたい確かめたいのワタクシにとっては、最大のアミューズメントパーク。
小宮康孝先生、康正先生の「江戸小紋展」が開催中(~24日まで)
「江戸小紋」という名称は、初代小宮康助が重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
ときに従来の小紋染めと区別するためにつけられたものです。
康正先生から江戸小紋ならではの染めのお話もお聞きすることができました!
染めの匠として知り得た絹の特性について、フィブロインの非結晶領域の吸収性のお話、
糊のお話、うーーーん、まだまだ知らないことばかりっと実感(゚_゚i)
重要無形文化財保持者である小宮康孝先生の作品。
小宮先生の江戸小紋の最大の魅力はその色。
堅牢度が高く絹本来の光沢を活かした染めを実現するための合成染料をつかった色糊の実用化。
それを可能にしたのは弛まぬ探究心なのだと…。
絹地で洗える長襦袢や絽のコート地などもつくられています。
数種類の型紙をつかって絵羽文様に染められた訪問着がたくさん展示されていました
小宮康正先生と
江戸刺繍の竹内功先生による実演(~12月17日まで)
熟練の技を間近でみることができます
東京友禅作家の染谷洋先生(~15日まで)
古典的なものからユーモア溢れる作品づくりもされています。
みせていただいた下絵、魅力的なものばかり。提案されるお客様のアイディアも面白いです。
東京には素晴らしい職人がたくさんいる! 素晴らしい~ヾ(@°▽°@)ノ
1階のバッグ売り場では、イギリスのRADLEYフェアーが開催中
偶然通りがかり、お声がけしていただきましたヽ(*'0'*)ツ
「きものカンタービレ♪」にお問い合わせいただくことも多いRADLEY。
昨年の秋、ついに日本に上陸しました。上陸記事はこちら☆
。 コレクションはこちら☆
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昔は直接ロンドンから購入するしか手段がなく、苦労したものです。
RADLEYはきものにも合うと思います
【12月14日の装い】東京◇晴れ / 最低気温5℃ 最高気温11℃
テラコッタ色の信州紬に帯屋捨松のスウェーデン裂文八寸帯をコーディネート。
この色は似合わないと敬遠していたのですが、先日の私らしくない色千總小紋の評判が
思ったより良かったこともあって、袖を通すことに。
帯屋捨松のスウェーデン裂文はクリスマス文様っぽい。
無地のちりめんの帯あげは加藤萬、帯〆は五嶋組紐。
きものにも水色が入っているので、帯の文様の色とリンクさせました。
合わせやすくしかも軽い八寸帯なので旅先でも重宝しています。
赤、水色、ベージュ系の色あわせはきものの色合わせにはあってもお洋服では少ない。
こういった色づかいがRADLEYがきものに合う要因でしょうか。
ニットケープはあむあむふわわ。
テラコッタ色は今ひとつ好きになれないので、白いものの分量を多くして散らしています。
似合う似合わないというより、自分らしくない気がして落ちつかない色ってありますよね(・_・;)
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百貨店呉服売り場のイベント / テラコッタ色信州紬に帯屋捨松のスウェーデン裂文八寸帯
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