今年の夏、ある衣料品チェーンストアが「洗濯機で浴衣を洗う」をCMでアピールしたことが話題になりました。 「洗濯機で洗えるなら着たいです〜♡」という若い女性はとっても多かったようで「自分では普通のことと思っていることでも、知らない人のためにわかりやすく伝えるって大事だわ〜」と思った出来事でした。 さて、「きものカンタービレ♪」では何度も書いておりますが「アイロンがけいらずになる、浴衣の洗濯の方法」です。 私は裁縫は苦手ですが、アイロンがけはそれほど苦痛ではありません。それでも毎日のこととなればやはり面倒なものです。浴衣は数枚をまとめて洗濯機で洗っています。畳んでから再び乾かす。糊づけやアイロンがけはしておりません。 まずは、広げて汚れをチェック。泥汚れ、お抹茶のシミなどは乾燥させてから歯ブラシで軽くこすって落とします。ファンデーションや油汚れは部分洗いの洗剤を直接つけます。この順番が大事です。 浴衣や着物を洗うときには、蛍光剤、着色料が入っていない洗剤をつかいます。蛍光剤が入っているものは地色が色あせてしまいますので要注意。 洗濯ネットは、パンツ洗い用の洗濯ネットがおススメ。型くずれがしにくいです。汚れが気になるときには、ネットに入れた状態で水に浸してから洗濯機へ投入します。部分汚れがあるときには、ネットに余裕を持たせるためにワイシャツ洗い用の紐付の洗濯ネットを使用しています。 洗濯機によって違うと思いますが、ドライクリーニングや手洗いモードなどの洗濯槽の動きを抑えて水流の力続きをみる
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