時代劇や小説の通説の型にとらわれることなく、一次史料に基づいた独自の見解(しかし調べると尤もだと思うこと多々あり)の解釈で話がすすみ、歴史好きにはたまらない…「センゴク」シリーズ。その作者と仙石秀久の子孫の方とのランチにご相伴させていただきました。 右手前から反時計回りに、衣紋道高倉流宗会頭の仙石宗久先生、有職文化研究所の橋本麻子さん、私、漫画家の宮下英樹先生、講談社の宮下先生の担当編集者の方と 「センゴク」を実写化するとしたら、キャストは誰が良いかしらん…っと、原作者と子孫の前で妄想を繰広げテンションあがるワタシ…(^_^;) 「センゴク」「センゴク天正記」「センゴク一統記」ときて、現在は最終章となる「センゴク権兵衛」は週間ヤングマガジンにて連載中。 仙石秀久というマニアックな武将に焦点をあて、戦略や戦術といった合戦だけでなくその土地ならではの風習、そして時代背景にある米と貨幣という経済変化にも着眼し、時代背景がしっかりしているからこそ揺るぎない説得力がある人物像をつくりだしているという、秀逸の漫画です。ホント素晴しいです。島津四兄弟の装束がアイヌ文様なのが気になっていたのですが、宮下先生にお聞きすると、薩摩隼人の文様にはとても類似したものがあるのだそう。調べてみたら隼人舞の隼人楯の文様はアイヌ文様に似ていました!そういえば、琉球とアイヌは顔も続きをみる
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