「ぬぬぬパナパナのぬぬ 2017」大阪展、5月29日に終了いたしました。
たくさんの皆さまにご来場をいただきまして本当にありがとうございました。
「ぬぬパナ」と私の出会いは2012年のこと。京都きもの学で知り合ったすみれ庵の西岡万紀さんにお誘いいただいて、新宿御苑にある「ラ•ケヤキ」の「ぬぬぬパナパナのぬぬ 2012」へ伺ったのが最初だったと思います。その後、主宰の浦令子さんに沖縄の工房見学をご案内していただいたことから「ぬぬパナ」のお手伝いすることになりました。浦さんには沖縄旅行の案内をしていただいたり、染織について学ぶため先達の方々をご紹介いただいたり、染織関連書籍をいただいたり、関西方面宿泊の時の拠点としてお家に泊めていただいたりと言葉に尽くせないほどお世話になりました。気がつけば共通のお知り合いもたくさんいたりして何かとご縁のある方だったのですが、とても面倒見がよく顔が広い方だったので、さもありなんというところでしょうか。
松葉杖でどこまでもいっちゃう私を連れての旅とか、大変だったと思います。
2015年冬 八重山諸島7つの島を7日間で巡る旅、まとめリンク。
2014年から「つくり手に聞く」のレクチャー講師を依頼され、東京だけでなく、浦さんのピンチヒッターで大阪で、その後も「井戸端会議」や「作品解説」など、色んな経験をさせていただきました。「ぬぬパナ」のレクチャーはいつも満員御礼。アメリカや台湾からも読者の方がいらしてくださり、応募開始からあっという間に満席になるという、阪急の方々もビックリの人気講座となりましたが、人前で話す時に話が拡散しがちでレクチャーが苦手な私に「こればっかりは経験をつまないとねーっ」と、広い心で任せていただき感謝いたしております。
私が「ぬぬパナ」に協力しようと思ったのは、浦さんと共通する志があったから。
それは「糸」に対するこだわり、「つくり手と着る人を繋ぎたい」という気持ち。
そして、浦さんの身を削ってもつくりあげようとする美意識の高さを尊敬していました。
質感というものを重んじるからこそのこだわりの「ぬぬパナ」のフライヤー。
布の質感同様に、紙も質感が大事。無料で配布するフライヤーのクオリティもこの高さ。そして、布が誰がどこでどんな素材でどんなものをつくっているのか一目瞭然のこの案内状に講師の一員として加えていただけたのは嬉しかった♡
東京展は緑豊かな邸宅で布をたっぷり堪能できる何とも贅沢な空間での開催でしたが、これを用意するのにどれだけの尽力されていたことか。
そしてここでつくり手と和裁師と着付け師と私は泊まり込んで勉強会をしていました。それはかけがえのない時間だったなあと…。
「ぬぬパナ」のフライヤーをつくってくださったのは、前崎成一さん。
初日に大阪展にきてくださっていて、はじめてお会いすることができました!
そして、前崎さんに撮っていただいた写真はこちら。卓越したセンスの方に撮っていただけるとこんなに素敵に♡前崎さんありがとうございました♪
田中直子さんが超極細の糸で編んだシェットランドウールレースのストールの質感もバッチリ。ふわっと柔らかくて魔法のような糸なのです。田村直子さんは世界一細くて長い羊毛の糸の紡ぎ手としてギネスブックにも載っています。
そんなこんな、浦さんのこだわりの詰まった「ぬぬパナ」
レクチャーレポにつづきます♪
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