よく「きもの1枚に帯3本」といいますが、私は「帯1本にきもの3枚以上」で考えます。
旅行中は、汗や汚れも心配なのできものは複数枚もっていきますが、帯はできるだけ少なくします。
今回の旅も、こちらの鎧縅文様の織なごや帯1本に対して3枚の小紋をコーディネート
しました(^-^)/
【11月23日の装い】丹後◇曇り時々晴れ(丹後は冬の空気) / 最低気温5℃ 最高気温14℃
道行はパーティー用の訪問着にもあわせられる、加賀友禅作家の毎田健治プロデュースの
膨れ織のもの。赤い道行は昭和っぽいですがあわせやすいです。
臙脂色地に牡丹と菊文様の小紋に鎧縅文様の織なごや帯をコーディネート。
帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
牛田織物のレッグウォーマーは寒さ対策に大活躍。寒さ対策は足元が肝心です。
【11月24日の装い】京都◇晴れ / 最低気温6℃ 最高気温17℃
午前中は前日と同じコーディネート。
紅葉真っ盛りに赤に赤コーデは冒険でしたが、好評でした!
午後からはパーティーだったので、訪問着に着替えました。
唐花文様に鳥の刺繍の訪問着に龍村美術織物の瑞鳥唐花文様の袋帯をコーディネート。
帯あげは京都きねや、帯〆は龍工房
クラッチ代わりの数寄屋袋は牛田織物、十二段グラデーションぞうりは四谷•三栄
旅行中は雨コートと折りたたみ傘も必要となります。
蛇の目傘文様の西陣の繻子織地の雨コート。
まるでマタギのようですが、ラビットファーのショールは軽くて暖かい。
紫色地の紅葉文様に鎧縅文様の帯をコーディネート。
帯あげは京都きねや、帯〆は龍工房
【11月26日の装い】京都◇晴れ / 最低気温8℃ 最高気温13℃
卵色地に四季の花の丸文様の小紋に鎧縅文様の織なごや帯をコーディネート。
旅行中の雨対策もしなければなりませんし、荷物はできるだけ少なくなるようにしつつも、
せっかくの旅行なのだから、連日同じ装いではつまらない。
きものはコンパクトにまとまるので、多めに持っていっても意外と荷物になりません。
帯と帯あげ、帯〆を併用しても、きものが違うと印象もガラッと変わるので、和装は面白いですね。
松枝忍の古布デコパージュバッグと菱屋カレンブロッソのお誂えぞうりは大活躍でした