ディープな大阪…、夜の難波探訪♪ のつづきです。
今回の大阪の旅は相撲観戦が目的だったので、大阪場所の会場がある難波に宿泊することにしました。難波は夜の歓楽街なので微妙なホテルも多々あるので、事前に地元の方にお聞きしてこちらに。
ホテルモントレグラスミア大阪はロビー階から吹き抜けになっていて、そこにはアーツ&クラフツ様式の教会がありました。
地上22階にあることに驚きます。
英国・ヘレフォードシア市のブロックハンプトン地方にある、オールセインツ教会を模した教会。ウィリアム•モリスの後継者であるウィリアム•レザビーの建築によるもの。
教会の屋根は英国式の茅葺きになっています。
外壁からみたステンドグラス。
陽光につつまれた静謐な空間に佇むチャペルです。
ブロックハンプトン地方の特有の蜂蜜色の煉瓦づくりとなっています。
外観だけでなく内装も同じく模されています。
アーツ&クラフツ様式とはウィリアムモリスが主導した美術工芸運動のこと。産業革命後に量産化された粗悪品が流通しだしたことから、中世の手仕事へ帰り生活と芸術を一体化させることを主張しました。ちなみに日本の柳宗悦が起こした民藝運動はこの影響を受けていると思われます。
そして、館内には中世ヨーロッパの絵画が至るところに展示されています。
英国様式の重厚感あるつくりは好みですが
室礼としてはギリギリの線でしょうか。
中には山王美術館が併設されています。
「花々と美の響宴」展が開催中 (〜 7月31日まで)
ルノワールをはじめ、梅原龍三郎、川端龍子などが描いた花々の絵画コレクションが展示されていました。
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