色んなレポが残っているのですが、季節感と臨場感重視で今回の旅を先にまとめます。
54年ぶりに東京の11月に雪が降った寒い朝、関西へ向かいました。
東海道新幹線からみる雪景色はとても新鮮。しかし奈良へつくと陽が射しておりました。
奈良での紅葉狩りははじめてのこと。すでに見頃は過ぎていましたが、真っ赤な絨毯のような紅葉を堪能しました。
染織関係の旅が多いのですが、奈良ではひたすらに鹿と遊びました
奈良公園、大仏殿東側の浮雲園地の紅葉
鹿は秋の季語になっています。
〜奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき〜
小倉百人一首では猿丸大夫が詠んだとされるこの句は古今和歌集では詠み人知らずとされています。
ちなみに無視することを「シカトする」といいますが、語源は花札の10月の「鹿十(しかとう)」に描かれている鹿が横を向いていることから。
鹿せんべいを持っていると、シカトはされません。追いかけられます…(・_・;)
きものの袖は何度も鹿に噛まれました…。悉皆の丹茂さんによると、唾液はシミになるとのことなのでシミ抜きにださなければ(^_^;)
東大寺大仏殿は修復工事中
大仏殿の池のまわりと鹿は絵になります
もう1週間早かったら尚良かったのですが…。
奈良公園、正倉院近くの大銀杏も落葉し真っ黄色の絨毯のようになっていました。
子鹿が数匹ぐらいだと可愛いのですが…
群れだってやってくると降参です@@;
二月堂にも鹿がいます
こちらの鹿はお腹がいっぱいのようでした。
若草山からの夕景
途中のドライブウエイで大仏殿がもっともよくみえるのです
若草山の鹿
珍しく角がある鹿がいました
生駒三山がよくみえる絶景です。ここは夜景も素晴らしい。
「鹿の帯で鹿と戯れる」コンプリート♪
それにしても、奈良公園は広かった…。