衣紋道高倉流たかくら会東京道場で行なわれた紅葉賀香へ
高倉流宗会頭の仙石宗久先生と
香席では仙石先生によるお話と説明があります。
はじめての方でも楽しめるように、そして香が贅沢に聞けるように心配りがされています。
はじめに試香(こころみこう)、「紅葉」1包、「菊1」包、の2つの香を聞きます。
本香は2包。 試香にない香は「舞」
紅葉ー紅葉=初もみじ、紅葉ー菊=むらもみじ、紅葉ー舞=もみじ衣
菊ー菊=初ぎく、菊ー紅葉=きくがさね、菊ー舞=きく衣、
舞ー舞=青海波、舞ー紅葉=かざしのもみじ、舞ー菊=かざしのきく
源氏物語「紅葉賀(もみじのが)」
旧暦十月十日を過ぎた頃、桐壺帝が先帝の朱雀院への行幸をされ親王はじめ殿上人が
お供をされます。その際の舞楽の催しに源氏の君と頭中将が舞う青海波がありました。
源氏の君の冠にかざした紅葉が散って寂しくみえると、左大将が御前に咲いている菊を
折って紅葉をさしかえました。そして源氏の君は一段と艶やかに舞い、この青海波は後々
まで語り草になったといいます。
正客を仰せつかり…(・_・;)
気管支喘息の発作が心配なこともあってご辞退申しあげたのですが、結局お受けすることに
途中、やはり咳き込んでしまって、皆さまに申し訳なかったです(_ _。)
仙石先生の所有される香木は銘木で、香りが良すぎて迷ってしまうことがしばしば。
聞きあてることよりも聞くことを楽しませていただきました。
源氏物語青表紙本。内表紙は何と銀張りの豪華本。
香はすべて極上の伽羅。
試香にはなかった「舞」はねっとりと深い味わいで、ビビッときました
舞ー紅葉=かざしのもみじ
本香ではじめて聞く香と最初の少し辛いような香が印象的で聞きあてることができました。
午前中の香席ではあたった人はいなかったそうですが、この会では9人が正解。
私も当たりました。ホッっσ(^_^;)
正解者には仙石先生より、天使と香木が贈られました~ヾ(@°▽°@)ノ
香木も捨てがたい魅力でしたが、この天使があまりにも可愛かったのでこちらを
仙石先生ありがとうございます(〃∇〃)
「朝香さんって強運ですよね~」っといわれましたが、運が強いというよりは波瀾万丈です。
学生時代「あがったものは死ぬ」という迷信がある九蓮宝燈をツモった経験もあり(-。-;)
そしてその翌日に倒れたという伝説が…しかし病弱ながら今も生きています。
しかしあいかわらず血液検査はE判定…。極度の貧血症です。
【11月19日の装い】東京◇晴れ(ちょい寒い) / 最低気温8℃ 最高気温17℃
志ま亀の菊唐草文様小紋に貝合わせの塩瀬の染め帯
帯あげは龍工房、帯〆は志ま亀
ビーズ刺繍のバッグはジャマン•ピュエッシュ
青海波が逆さまになったような鱗文様なので紅葉賀にちなんであわせてみました。
ショールはベトナムのお土産にいただいたもの。
絞りの羽織は昭和の香りムンムンですが、軽くて暖かいので好きです
今日からしばらく旅にでます。
旅先からは「なう」で。
「facebookページ」はブログの自動投稿ですが、投稿にチャレンジするかも(^-^)/
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紅葉賀香(もみじのが) at 衣紋道高倉流たかくら会 東京道場
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