夏が過ぎてしまいましたが、祇園祭レポです。
祇園祭(7月15日) 会所巡り♪放下鉾 、その他 / 2016年祇園祭 その15 のつづき
ようやく「宵山(よいやま)」。山鉾巡行の前夜祭です。各鉾の山鉾が出揃い、祇園囃子が奏でられます。四条通りは歩行者天国となり、山鉾周辺には露店が建ち並びます。
宵山の夕方から、廻り残した山桙巡り〜♪
栗山紅型工房の西田裕子さんにご案内いただきました。(というより私が連れ回しちゃった^^;)
レポをみてくださっている方もお忘れになったかもしれませんので、再度山桙の位置マップを。保昌山だけは烏丸の東南にあって離れているのです。
平井保昌と和泉式部の恋物語がテーマとなっています
水引は「雲龍波濤文様に鳳凰、鶴、虎」孔雀の羽根が縫いこまれた珍しいもの
中国の明時代の官服をつかって水引にしたものだそう
「孟宗山」
中国の説話「二十四孝」から、呉の国の孟宗が母のために雪の中の竹薮からタケノコを掘りそれを食べた母の病気が治癒した話。孟宗竹の由来です。
見送りは竹内栖鳳筆「孟宗竹薮林図」。鮮やかな色彩の中で墨描きの竹はインパクト強し。
胴掛は平山郁夫原画「砂漠駱駝行き」の綴錦
日本画の巨匠の作品を、こういった形でみるのも面白い。祇園祭ならではの醍醐味ですね。
つづきます〜