「大和和紀 画業50周年 記念原画展」が開催中。本日初日でした。(~7月12日まで)
大和和紀先生の描く物語は、『朝ドラ+大河ドラマ+月9』といっても過言でない世界観と人物設定の魅力があるのです。「あさきゆめみし」の平安時代、「イシュタルの娘」の安土桃山時代、「ヨコハマ物語」の明治時代、そして「はいからさんが通る」の大正時代など、その時代の出来事、背景、風俗、衣裳、あらゆるものをたっぷりと盛り込んで描かれている贅沢さ。物語の完成度の高さゆえに、漫画であるのに、画力にはあまり注目していなかったのですが…、原画をみるとスゴイです。ひとつひとつの文様の精緻さ、刺繍やレースの質感までの表現力。ため息ものでございました。
「あさきゆめみし」は源氏物語の漫画化。平安朝の女人は十二単にお垂髪の女性ばかりが登場するので、その書き分けとして、十二単の袿や唐衣など装束の文様がひとつひとつ事細かに丁寧に描かれています。
会場にあった撮影スペース。「あさきゆめみし」は紫の上の顔出しパネル。
布の質感や細やかな文様。これがすべて人の手で描かれていることに驚き、あらためて感動。尚且つ、大和和紀の物語で生きるすべての人々が魅力的すぎる:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
一番好きな物語
熨斗目文様の友禅でドレスをつくって鹿鳴館へいく、レース地で半衿、ブローチで衿留などお洒落要素も満載♪
さて、読み返そう。←それは至福の時間
しばらく、眠れないかも。。。
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「大和和紀 画業50周年 記念原画展」at 東武百貨店
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