単衣の紬でも暑い陽気になってきました。
梅雨明けはまだまだですが、夏がやってくる感じがします!
【6月17日の装い】東京◇晴れ(湿度58%、風はあるけれど暑い…) / 最低気温19℃ 最高気温29℃
白地に赤青黄色の立涌の絣の単衣紬に野口の睡蓮にカエルが刺繍された絽塩瀬の帯をコーディネート
立涌は水蒸気が立ちのぼるところを意匠化した文様。水を文様としてしまう、それをきものの意匠としてしまう日本人の感性って素晴らしい!
丹後ブルーの暈しの帯あげは小林染工房、瓶覗きぐらいの薄い藍色の帯〆は龍工房
ガラスの小鳥は海馬ガラスのサハラ砂漠の砂からつくったもの、根付紐は藤岡組紐
睡蓮の葉は葉脈のみが刺繍されているところが気に入っております♪
睡蓮は未の刻(午後2時)の頃に白い花を咲かせることから未草(ヒツジグサ)ともいわれています。夜になると花を閉じてしまうことから「睡蓮」と名付けられていますので、「水蓮」と表記されるのは間違いです。池の地下茎から長い茎を伸ばして、水面に花と葉を浮かべます。
宮崎の御池(みそぎがいけ)の睡蓮。宮崎レポは来週からスタートします。
宮崎のお土産に購入した秋山真和先生の綾の手紬染織工房の藍染めの日傘が大活躍♪
頭上に藍染めがあると浄化されるようにスッキリとします。
古布コラージュのバッグは松枝忍
菱屋カレンブロッソのぞうりの花緒は小林染工房の丹後ブルーのしけ引き
今日の燕
日に日に眼がしっかりとしてきました!
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白地に立涌の絣の単衣紬に野口の青地に睡蓮とカエルの刺繍の絽塩瀬の帯
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