黒半衿をつけた江戸の町娘が着ているイメージが強い黄八丈。八丈島で織られている絹織物の総称です。経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されています。
江戸とはいわずとも昭和の香りがたっぷり漂うような装いが好きなのですが、目立ってはしまうものの現代には調和した装いを心がけています。たくさんの方にお目にかかることが多いですし、それは着物関係の方とも限りません。<きものって楽しそう!>っと思っていただける装いが理想でしょうか。
【4月13日の装い】東京◇雨のち晴れ(湿度58%) / 最低気温11℃ 最高気温19℃
山下織物の格子柄の黄八丈にれえすの花の電線に燕の帯をコーディネート
帯あげは京都きねや、帯〆は龍工房、根付紐は藤岡組紐
格子柄の黄八丈に軽い洋風感覚の帯をあわせて江戸の町娘っぽさを軽減。
電線に止まっている燕。
何気ない日常の風景の中での季節感を描いたものを工芸的なものとあわせると、現代の日常着として好ましいきもの姿になるように思います。表参道では目立ちますが…(^_^;)
駅など人が多い所に巣作りをしてくれるので、燕の到来を楽しみにしております。そろそろかな…。
五線譜に音譜の古布コラージュした籠バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
ハースト婦人画報社にて「美しいキモノ」の打ち合わせφ(.. )
2016年夏号の染織レッドリストは九州編です。
来月、個人的にお訪ねすることになっている工房を先んじて染織レッドリストで執筆を担当することになりました。お仕事としての原稿書きが先となってしまいましたが、深く知る良い機会でございますので研鑽を重ねたいと思います♪
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美しいキモノ編集部にて打ち合わせ / 山下織物の格子柄の黄八丈に電線に燕の帯
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