赤倉観光ホテルへ
この年末年始はお天気に恵まれました。
頸城三山といわれる妙高山、火打山、焼山がクッキリとみえます♪
暖冬で積雪が少なく、中腹のホテルまでの雪の壁はこれぐらいです。
雪は少ないですが全面滑走可能。絶好のスキー日和ですね。
1937年(昭和12年)創業のスキー場が併設されているクラシックホテル。
当時は日本政府の外貨獲得政策として国際リゾートホテル開発が推奨されそのひとつとしてつくられました。創業者はホテルオークラの大倉喜七郎です。
木製のスキー板が飾られた暖炉のあるラウンジはスイスのヒュッテの雰囲気♪
大倉喜七郎は高橋貞太郎をスイスへ派遣し、スイス風の建築を学ばせてこのホテルを創らせたといいます。高橋貞太郎は学士会館や日本橋髙島屋、上高地ホテル、前田侯爵邸などを設計した建築家です。
ロビーラウンジのお正月飾り
妙高高原には赤倉観光ホテルだけでなくいくつかのスキー場があります。
日本ではじめてのリフトは赤倉中央スキー場と池の平スキー場に設置されました。
ここからロマンスも生まれ、22mの太さのワイヤーロープで繋がれた絶対に切れない縁として祝福されたのだそう
日本ではじめて国際スキー場としての指定を受けた赤倉観光ホテルのゲレンデは標高1500mからのダウンヒル。
ホテルから直接ゲレンデに出ることができるのでとても便利。
お子さまから初心者の方も安心して楽しめるようになっています。
松葉杖がスキーのストックにみえなくもない^^;?
赤倉観光ホテルメインダイニングのソルビエ
妙高山と樅の木が絵付けされた赤倉観光ホテルのダイニングセットはノリタケオリジナル
ホテルの廊下には上村松園や伊東深水の美人画があります。
新館に併設されたアクアテラス
野尻湖がみえます
水盤に信州の山々が浮かぶ絶景
冬は寒くてアクアテラスで寛ぐというのは難しそうですが、今年のお正月は記録的な暖かさで、温泉で火照った身体をクールダウンしたりと絶景を堪能できました。
水平線の向こうの山が氷山のようにみえます。
おび弘のアザラシの紋綴帯がピッタリ~♪
赤倉観光ホテルのお風呂は、妙高山北地獄谷からの源泉掛け流しの温泉。
肌がつるつるになりました。
温泉からはスキー場がよく見えます。ということは…向こうからも見えると思うのですが、スキーヤーは山側を背に滑っていくので気にしなくても良いように思います。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ホテル編」として選ばれた、赤倉観光ホテルの雲海に包まれる天空の風景もみてみたいですね。
ちなみに、世界の絶景ホテル58軒のうち日本は6軒。そのひとつが赤倉観光ホテルです。
北陸新幹線の開通で東京から妙高高原までグッと近くなりました。
今年の大河ドラマの主人公の真田信繁(幸村)は越後上杉家に人質としていたことがあり、地元でも盛りあがっているようです。
上杉の毘沙門天の旗の蒲鉾が美味しかった♪